2020.02.08 (SAT) ANDREW PEKLER / EX CONTINENT

2020.02.08 (Sat)
at Ochiai Soup

Open 17:30  | 2,500yen

Live:
Andrew Pekler – Phantom Islands Live A/V
Ex Continent
Sugai Ken
Ultrafog
Kazumichi Komatsu
Hideki Umezawa + Koichi Sato

DJ:
Kazunori Toganoki
Nobuki Nishiyama

2000年代前期から活動を開始し、これまでにSenufo Editions、Entr’acte、~scape、Staubgold、Dekorder、Krankyといった数々のレーベルから独自の電子音響作品を発表してきたベルリン在住のアーティスト、Andrew Pekler。
ジャンルミュージックの脱構築、アナログとデジタルを交えた加工と編集など、様々なアプローチや実践を通して、一貫して彼は現実の音素材や環境音から形成されたイマジナリーな音響空間を作り上げてきました。
昨年にはJan Jelinek主宰のFaiticheから、存在しない島々を題材としたアルバム『Sounds From Phantom Islands』をリリースし、民族学や文化人類学の視点を踏まえた新たなアプローチの探索と、オリジナルなサウンドの発見を試みています。

現在京都で滞在制作中のAndrew Peklerを今回東京に招き、彼とのSplit LPをEdições Cnよりリリース予定の梅沢英樹ほか、国内外のアーティストたちを交えて落合Soupで公演を行います。

Andrew Peklerは映像と合わせて、新作アルバムの演奏を行います。
共演者には、バルセロナを拠点に Ex Continent名義で音楽制作を行い、アートプロジェクトMultiplesofelevenやコレクティブAnòmiaの運営など、多岐の分野に渡って活動するアーティスト、Arnau Sala Saez。今回が初来日となる彼が、A/Vセットで披露するパフォーマンスは貴重な機会となるでしょう。
梅沢英樹は、現在アイルランド現代美術館で展示中の黒沢聖覇の映像インスタレーション作品『Desiring Unspeakable Entoropy』を、佐藤浩一と共に再構築したLive versionで発表予定です。
そして日本の様々な俚伝をユニークな電子音楽へと変容させるSugai Ken、京都を拠点にフリーフォームな音響・インスタレーション作品を制作するKazumichi Komatsu、先鋭的な感性を宿したアンビエント/テクノを紡ぐUltrafog、DJにはウェブメディアMASSAGEなどで活動するライターのKazunori Toganoki、会場のOchiai Soupを有志で共同運営するNobuki Nishiyamaを迎えます。

Andrew Pekler
Profile:
ウズベキスタン出身、ドイツ在住のアーティスト。
デジタルサンプリングとアナログのシンセシスによる手法を用いて、様々な音とその歴史文化にまつわる再文脈化を行う。
代表作として、ストリングスミュージックをミシキング加工した「Strings + Feedback」、断片化された音の記述から成る「Sentimental Favourites」、エキゾチカ音響作品「Tristes Tropiques」など。スタジオ作品のほかに、演劇やダンス、映画といった分野の音楽などを手がけ、また音と関連した映像やインスタレーション作品も発表している。
最近の活動としては、航海地図には記載されているが、実際には存在しない島々「ファントム・アイランド」に関するプロジェクトや音源制作に取り組んでいる。
2017年開催のINA-GRM電子音楽フェスティバルのプレミアで「Description of an Island」を上演、その後文化人類学者のシュテファニー・キーヴィー・メンラートとともに、島々の歴史に関するテキストや音をチャート化したオンライン上のマップ「Phantom Islands – A SonicAtlas」(http://www.andrewpekler.com/phantom-islands/)を発表した。
2019年にリリースされたアルバム[Sounds From Phantom Islands]は、これら一連のプロジェクトの最新作である。
現在ゲーテ・インスティトゥートが開催する2020年度のレジデンスプログラムに招聘アーティストとして参加しており、京都のヴィラ鴨川にて3ヶ月の期間にわたる滞在制作を行なっている。
https://andrewpekler.bandcamp.com/


*soupは有志によってインディペンデントに運営されているスペースです。
*住宅街にございますので近隣の方々への配慮をお願いいたします。入り口付近でたまったり話したりされますと近隣の方々へのご迷惑となります。なお、入り口横のコインランドリーや入り口の階段、手前の駐輪場付近は銭湯「松の湯」のスペースです。soupのスペースではございません。
*出演者/演奏者と観客の間の距離感がとても近い場所です。演奏の妨げになるような行為は厳にお慎みください。

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