2014.12.30 (Tue) コリジョン

image

“コリジョン”

音楽と空間について考察と実践をおこなうレーベル「おっとり社」による企画。
落合の銭湯の地下に構える、音のいいアートスペース「SOUP」を会場に、
新進気鋭の美術家、音楽家、パフォーマー、さらにはサウンドアートや文化研究の研究者らが集います。
ジャンルや年代を越えた様々な表現者たちによる 「衝突」に、ぜひご注目ください。

2014/12/30(火)
19:00-23:30
Fee: 1,500円(前売り)/ 2,000円(当日)

at ochiai soup
東京都新宿区上落合3-9-10
http://ochiaisoup.tumblr.com/

LIVE:
Bun (Fumitake Tamura)
山崎阿弥+中山晃子 (Alive Painting)
小林椋
Cryogenic Rhythm Science (Visual: Kosuke Nagata)

DJ:
毛利嘉孝
畠中実
DJもしもし

*ご予約
ご予約いただけますと前売り料金にてご入場いただけます。
ご希望の方は、Web予約フォームよりお申し込みください。
Web予約フォーム: http://ottr.peatix.com/

Illustration: 上村洋一
Flyer Design: 川村格夫
Produced by: おっとり社(大和田俊、庄子渉、森純平)

http://ottr.li/?tag=colision-soup

-Profiles-

■Bun (Fumitake Tamura)
image

その音楽性で世界中から高いリスペクトを集め、国内外のレーベルから作品のリリースを続けている国内屈指のアーティスト。音の隙間に浮かび上がるノイズにさえ音楽的な表情を与えてしまう音の構築は、2012年の「Bird」、そして2013年の「Minimalism」といったソロ・リリースを経てひときわ研ぎ澄まされ、音響の彫刻として目の前に立ち上がる。その音楽は映像的と例えられ、映像作家・さわ ひらき の新作“Lenticuler”の音楽を制作し、スコットランドのDundeeギャラリー、東京のオペラシティギャラリーにて展示された。

■山崎阿弥|Yamasaki Ami
image

声のアーティスト、映像・造形作家。声で空間の陰影を感得しインスタレーションやパフォーマンスによってその濃淡を引き出し/失わせることを試みる。
作品を 「世界はどのようにしてできているのか?」「世界の・わたしの材料は何か?」という問いへの“アクション”と位置づける。生西康典演出『燃える人影』、日英合作舞台『stepping stones』への出演、灰野敬二、外山明、飴屋法水とのデュオ、伊勢神宮での歌唱、沢口真生とのサラウンド音楽制作など分野を亘り共創。2013年はロイヤルメルボルン工科大学と国際芸術センター青森にて作品展示とパフォーマンス。2014-15年はTWSでの展示、JCDN『踊りに行くぜ!!Ⅱ』出演。

■中山晃子(Alive Painting)|Nakayama Akiko
image

色彩と流動の持つエネルギーを用い、「生きている絵」を出現させるアーティスト。おもな活動である“Alive painting”では、さまざまな性質を持つ液体を流転させながら絵を生成し、異なる存在同士が相互に影響し合う姿を描く。
近年では、色彩の差異を即時的に画像解析、デジタル処理することによって音を発生させるカラーオルガンシステム “Fluid2wave” をエンジニアと共同開発し、音も絵も同時に奏でるソロ・パフォーマンスを行う。ジャンルを超えたアーティストとの共演や、「六本木アートナイト2014」、台湾ツアー等、さらに活動の場を広げている。

■小林椋|Kobayashi Muku
image

1992年、東京生まれ。現在、多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース4年に在籍。大学では2年次まで建築やランドスケープデザインを学び、3年次より現学科・コースでメディアアートを専攻。音や聴取といったテーマを中心としつつ、簡単な動きをする機構と廃材などのモノを組み合わせた装置を空間に配置・構成していくようなインスタレーション作品の制作をおこなっている。

■Cryogenic Rhythm Science (Visual: Kosuke Nagata)
image

大和田俊と網守将平(今回の映像は永田康祐)

大和田俊|Owada Shun
1985年栃木県生まれ。サウンドアーティスト。
音響と生物としてのヒトの身体や知覚、または環境との関わりに関心を持ちながら、音響作品やインスタレーションの制作をおこなっている。また建築、アートマネージメントを専門とするメンバーとともに「おっとり社」というチームを組織し、オルタナティブな場での音楽イベントの企画もおこなっている。東京芸術大学音楽学部卒業、同大学院美術研究科修了。

網守将平|Amimori Shohei
1990年東京都生まれ。音楽家。
クラシック/現代音楽の作曲活動において多くの作品を発表。また電子音楽やサウンドアートの領域において、ラップトップを用いたライヴパフォーマンス、映像作品への楽曲提供、他アーティストの楽曲のリミックス、マルチチャンネルのサウンドインスタレーション制作など活動は多岐に渡る。2013年日本音楽コンクール作曲部門1位。2014年電子音楽レーベルPROGRESSIVE FOrMよりリリースのコンピレーションアルバム『Forma. 4.14』に参加。
東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業。現在同大学院音楽研究科修士課程在籍中。
http://www.shoheiamimori.com/

■永田康祐|Nagata Kosuke
1990年愛知県生まれ。2014年東京藝術大学大学院美術研究科修了。2014年より東京藝術大学芸術情報センター非常勤講師、東京大学大学院工学系研究科学術 支援専門職員。2012年より砂山太一、御幸朋寿と共に、作家ユニットgh/eとして活動している。勘違いや誤解といったディスコミュニケーションに焦点を当てつつ、形態と認識をテーマに彫刻やインスタレーションなどを発表している。
http://ghe.jp

■毛利嘉孝|Mouri Yoshitaka
東京芸術大学准教授。1963年生まれ。京都大学経済学部卒業。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジでMA及びPhD取得。広告会社勤務ののち、英国へ留 学。九州大学助教授、東京芸術大学助教授を経て2007年より現職。専門は、社会学、文化研究、メディア論。著書に「文化=政治:グローバリゼーション時 代の空間の叛乱」「日式韓流:冬のソナタと日韓大衆文化の現在」「ポピュラー音楽と資本主義」、共著に「実践カルチュラル・スタディーズ」など。

■畠中実|Hatanaka Minoru
1968年生まれ。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 主任学芸員。主な企画には「サウンド・アート―音というメディア」(2000年)、「サウンディング・スペース」(2003年)、「ローリー・アンダーソン 時間の記録」(2005年)、「サイレント・ダイアローグ」(2007年)、「可能世界空間論」(2010年)、「みえないちから」(2010年)、「[インターネット アート これから]」(2012年)など。ダムタイプ、明和電機、ローリー・アンダーソン、八谷和彦といった作家の個展企画もおこなっている。

■DJもしもし|DJ Moshimoshi
image

DJもしもし、こと高木薫。平成元年生まれ。
沖縄県立芸術大学工芸専攻 染織卒。「テクノうどん」発案・企画等、書家三代目後継、着物作家。

◎平成26(2014)
第26回不二現代書展 大阪府知事賞
第36回日本染織作家展 入選
第45回松瑞展 大阪市教育委員会賞
GalaxyGallery T-sht展
LOSAPSON? T-SHIRT!展
人類アイドル「ひめむすひ」衣装、染め担当
「奈良・町家芸術祭はならぁと」生駒宝山寺参道旧たき万エリア参加

◎平成27(2015)
2月京都momurag個展予定
AI KOKO GALLRY(東京)個展予定