2014.11.01 (Sat) 河端一&岸野一之 with 田中悠美子

河端一 (ACID MOTHERS TEMPLE) &岸野一之 (KK NULL/ZENI GEVA) 初のコラボレーション・ライヴ
with スペシャルゲスト 田中悠美子 (義太夫三味線)

2014年11月1日土曜日
at 落合soup
http://ochiaisoup.tumblr.com/

開場19:00/開演19:30
料金¥2,500

出演者

河端一 (guitar, ACID MOTHERS TEMPLE)
田中悠美子 (義太夫三味線、大正琴、声)
岸野一之 (lap-top, KK NULL/ZENI GEVA)

-profiles-

■河端一(Kawabata Makoto)
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特に欧米にて絶大な支持を受けるサイケデリックロックバンド「Acid Mothers Temple」の轟音超高速ギタリストとして認知される一方、ソロ活動に於いては、弓弾きやグリッサンドギター等を駆使し、ギタードローンの開祖としても広く知られる。1978年に自作楽器と電子音による作品を製作発表以来、様々なユニットを結成しては、世界中より膨大な数の作品をリリース、また欧米を中心に精力的にツアーも行い、その活動の全貌把握は困難を極める。Gong、Guru Guru、Silver Apples、Trad Gras och Stenar、Nik Turner、Damo Suzuki等、サイケデリック・オリジネーター達との合体、南仏オクシタン・トラッドミュージシャン(Rosina de Peira、Marc Perrone、Andre Minvielle、Beatritz)との共演をはじめ、その他セッション活動も多岐に渡る。
http://acidmothers.com/

■田中悠美子 (Yumiko Tanaka)
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三味線演奏・研究家。文楽の故4世野澤錦糸に義太夫三味線、女流義太夫の竹本駒之助に義太夫節を師事。1990年度芸術選奨文部大臣新人賞。99年日本音楽コンクール委員会特別賞。09年義太夫節分野で重要無形文化財総合認定。現代音楽、即興音楽、エレクトロニクス、シアターなど様々なシーンに参入し、国内外で表現活動をおこなう。
共著『まるごと三味線の本』。06年ACC、08年文化庁助成によりNYで研修。東京芸術大学大学院修士課程にて音楽学専攻。
「エジンバラ・フェスティヴァル 2001」で「Herald Angel Award」を受賞したドイツの作曲家ハイナー・ゲッベルス演出による音楽劇『Hashirigaki』世界ツアー(2000~2008)におけるパフォーマンスは、「The Guardian」や「New York Times」誌で好評を得た。また、2004年、ニューヨークの人形アーティスト、バジル・ツイストが制作した舞台作品『Dogugaeshi』では音楽監督および演奏をおこない、同作品は「The New York Innovative Theater Award」、「The Bessie’s New York Dance and Performance Awards」を受賞。
11月後半にはNYのジャパンソサエティーで衣笠貞之助監督の無声映画『十字路』上映とともに三味線・声の即興演奏をおこなうほか、長唄・地歌の精鋭演奏家および日本舞踊家と「三味線音楽の真髄」と題した公演をおこない、女流義太夫の人間国宝、竹本駒之助の三味線を演奏する予定。

■岸野一之 (KK NULL)
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プログレッシヴ・ハードコア・ロックバンド、ZENI GEVAのヴォーカリスト、 ギタリストにして作曲家/エレクトロニクス奏者。舞踏家田中泯が主宰する舞踏ワークショップ「舞塾」修了後、ギター・インプロヴァイザーとして活動を始め、ソロ活動と並行して実験音楽家、メルツバウ(秋田昌美)とのコラボレーション、ロックバンド、YBO2のギタリストや即興ロックトリオ、ANPのリーダーとして活動。自主レーベル NUXオーガニゼーションを設立し、自作のみならずメルトバナナやスペースストリーキングス等、国内外のバンドのプロデュース、さらには日本の先鋭的なバンドを初めて海外へ紹介したオムニバスレコード『DEAD TECH』シリーズをプロデュースし、アメリカとドイツのレーベルより共同リリース。スティーヴ・アルビニをプロデューサーに迎え制作したZENI GEVAのアルバムは5枚を数え、欧米を中心に数々の海外コンサート・ツ アーをおこない、イギリスBBCの「ジョン・ピール・セッション」に2回出演。
2000年頃よりギター中心の音創りからより純粋なエレクトロニック・サウンドへと移行し、いわゆるノイズという一言では括りきれない多角的かつ重層的アプローチで深遠な電子音響世界を創造し、そのユニークなサウンドは、「ミクロ宇宙からマクロ宇宙までを網羅し、銀河の果てからはらわたの中までをリンクする」等と形容され、「コズミック・ノイズ・ミニマリズム」等とも表現されている。
昨年は、KK NULLとしてINA-GRM (フランス国立音楽研究所)から嘱託されたサラウンド作品の制作発表、フランスのダンスシアター作品『EDGING』の作曲、イタリアの現代美術家Cesare Berlingeriとのコラボレーション、パリのルーブル美術館前における野外コンサート出演、ZENI GEVAとして初の東南アジア・ツアー、東欧最大級のオルタナティヴ・ フェスティバル(ポーランドの 「OFF FESTIVAL」)に出演、またカルト的サイレント映画の金字塔である衣笠貞之助監督の『狂った一頁』(1926年公開)の新たなサントラを制作するなど、活動は多岐に渡る。
http://www.kknull.com

-関連企画-

2014/11/06 (木)
河端一+岸野一之
at 神戸 Helluva Lounge

2014/11/07 (金)
河端一+岸野一之
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2014/11/08 (土)
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at 京都 UrBANGUILD

2014/11/09 (日)
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2014/11/10 (月)
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at 名古屋 徳三