2014.07.21 (Holiday Mon) “PROTOCOL” feat. Hula Honeys Japan Tour

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“PROTOCOL” feat. Hula Honeys Japan Tour
2014.07.21 (Holiday Mon)
at ochiai soup
http://ochiaisoup.tumblr.com/

OPEN/START 18:00
adv./door 2,000yen

Guest Live:
Feldermelder (Hula Honeys)

Guest DJ:
nik! (Hula Honeys), nue (opuesto)

Live:
Kazuki Muraoka (Adapt Records), wk[es] (Hz-records)

DJ: buna, DJ escoval
VJ: daahara

CMFLGによるIDM/Electronicaプロジェクト“”PROTOCOL”。
今回は去年の NHK’Koyxenとの来日ツアーも記憶に新しいスイスのIDMレーベル「Hula Honeys」の2回目となるレーベル・ツアーをフィーチャーして開催します。
新作『Unusual Vacation Music』の日本特別盤のリリースも予定されているFeldermelder と、Hula HoneysのレーベルオーナーでもあるDJのnik! 、さらに彼らと交流も深いopuesto のnueさんをゲストとしてお迎えします。
迎え撃つはレギュラーのwk[es] と、自身のレーベルAdapt Recordsからの12″「EP01」が話題のKazuki Muraokaが“PROTOCOL”初登場となります。
日本におけるビート中心のエレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて、海外のIDMシーンとリンクしてお送りする“PROTOCOL”。今回も濃い内容でお送りします。

http://blog.cmflg.com/?eid=175155

-profiles-

■Hula Honeys
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Hula Honeysは、”エモトロニック・サンシャイン” をキーワードに、スイスのチューリッヒを拠点に活動するインディー・レーベル。2007年のレーベル設立以来、エレクトロニック・ミュージックをメインに、デジタル配信とレコードでのリリースに焦点を絞って活動中。エレクトロニカ、ベース・ミュージック、ヒップホップ、レフトフィールド、IDMなどからの影響を根本にし、特殊で力強く、柔軟かつ創造的、刺激的でトゥルー・スクールな音楽をリリースし続けている。設立当初から、前途有望で音楽に対し真摯なエレクトロニック・ミュージシャンと共に歩んで来たレーベルで、FeldermelderやBit-Tuner、Hepp、Buvette、FELL (Simon Berz & Toktek)、Somtek / Schnauzなど、現行シーンの最前線で活動する進歩的で影響力のあるアーティストらをロースターに抱える、スイスを代表する強力レーベル。
http://hulahoneys.net/

■Feldermelder
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若き10代の頃のManuel Oberholzer (Feldermelder) 青年は、Amiga 500 (80年代中旬にヨーロッパを中心に人気を集めたパソコン) を使って製作を始めた。そこで培われた規律や集中力は、クリエイティブなビート構築やアレンジメントにおいて今でも応用されている。スティーブ・ライヒやシュトックハウゼン、クラシック・ジャズ、新旧交えたエレクトロニックやアナログ・ミュージックに見られる脱・構造的な作品が主な影響範囲と語る。音楽の多様性が彼に刺激を与え、彼自身の音の冒険を反映し、未だ進化し続ける音を構築し、アーティストとしての才能の噴出に対し、地図とコンパスのガイドとしての役目をしている。
アナログとコントロールされたデジタル装備によって、幅広いレンジでプレイされる彼のサイケデリックなライブショーを世界中でこれまでにパフォーマンスしてきた。共演陣との終わりなきリサーチが彼をよりいっそう不明瞭にし、多種多様な会場、クラブ、フェスティバル、スクワット、美術館、レイブでの出演を可能にしてきたと言える。
Toronaut、Gibraltar Vacuum、Black Cargoes、Deconstructing Drumboys、FM Grand Trioなどの別名義でも活動することで、別の世界観を見せ、新たな音楽表現を探索している。2002年のSpezialmaterialや他レーベルが注目を集めたことにより、FeldermelderはSinner DCやOy、Mimetic、Scrubber Fox、Mochipetなどのリミックス、リ・ワークの分野で新たなレベルへと突入することに成功した。
http://www.feldermelder.ch

Feldermelder – 2nd July from LUIS SANZ on Vimeo.

■nik!
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ニックはこれまでに、ブッ飛んだDJセットとイベントを手掛けることで、チューリッヒのシーンに騒乱を巻きおこしてきたDJ。パーティー・プロモーターとして、レーベルHula Honeysの共同設立者として、またDJとしての彼の活動は、彼の人脈と絶妙なニュアンス、ノイズ、ヘビーなベースラインと賛美歌によって成り立っている。90年代後期から始めたDJキャリアでは、好奇心や未知への探索や冒険に対する愛情に突き動かされ、エレクトロニカからダブ、レフトフィールドなヒップホップ、ダブステップ、テクノ、レイブ、エクスペリメントなどの雑多な音楽の間をくぐり抜けてきた。それらのスタイル全てがまとまり、現在の彼のDJスタイルとして一つに集約している。2012年からNik!と相方のDJ Soultは、チューリッヒの伝説的なパーティー “Y nights” のレジデントDJとして活動し、2007年から2010年までエレクトロニカ・アクトのSharestの片割れとしても活動。2011年からは実験的でダビーなブレイクビーツを追求した新プロジェクト “Bear the Eagle” を開始している。これまでにスイス、オーストリア、ドイツ、日本、中国、イタリア、ハンガリー、ラトビアでのフェスティバルやパーティーに出演し、Mouse on Mars、Laurel Halo、The Gaslamp Killer、Andy Stott、DMX Krew、NHK’Koyxen、Addison Groove、Donna Summer、Dimlite、Cylob、Ceephax、Wisp、Karl Marx Stadt、Otto von Schirachらとの共演を果たしている。
http://hulahoneys.net/artists/nik

■nue (opuesto)
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1972年生まれ。幼少の頃から父親の影響でカメラ・写真を学び、中学生の頃から音楽にのめり込む。ギターに触れることで演奏の楽しさを知り、プログラミングを中心としたコンピューターミュージックにも興味を持ち始めるが、当時、その手の教則本を地元で入手する事が困難だった為、バンドメンバーの兄弟にプログラムの名手がおり指導を受ける(のちにその方はレコーディングエンジニアとして活動)。
高校卒業後、音楽の専門学校にてレコーディング技術や音作りを中心に学ぶ。その後、FMラジオの制作を経て、レコードショップ hot wax のアブストラクト、ヒップホップ、ブレイクビーツ、ポストロック、レゲエ、ダブ、テクノ、音響、IDM、エレクトロニカなどの担当バイヤーとなる。1990年代からアブストラクトを軸とたDJユニットNUEとして、風の人主催のイベントなど、都内を中心に活動を開始(現在はソロ)。1999年、TBHをいち早く東京へ招き、DJ KENSEIらの協力のもとイベントを主催。そのLIVE音源を録音していた事から、のちに(他者により)ビデオ、DVD化された。(TBHの『時代は変わる』裏ジャケットの写真は本名で提供)同時に写真では名古屋を中心に活動していた団体に一時所属し、グループ展にも数多く参加。hot wax勤務中には自身のラジオ番組『Delirium』を持ち、DJ(ディスクジョッキー)を経験する。ブッキングも自ら行い、その当時親交のあったアーティストを軸に、INDOPEPSYCHICS、SILICOM(AOKI takamasa、高木正勝)、DJ YAS、DJ KLOCK、Port of Notesの小島大介、原雅明、Tommy Guerrero crewのDJ Gadget、BOSS THE MCなどがゲスト出演した。hot wax退社後、2002年に現在のOPUESTOを立ち上げ、NUE名義ではDJと写真、tate名義でデザイン、プロデュースを担当。OPUESTOは「反~」の意味を持つスペイン語。様々なシステムや、状況に対して疑問を抱き、そこからの「反骨」「反対」の精神を持つアーティスト、クリエーターを中心にサポートを続けている。インディペンデントならではの「表現の自由」を軸に、音楽やデザイン、洋服、それぞれにコンセプトをたて、作品タイトルなどで、その時々のメッセージを表現している。2011年の東日本大震災、原発事故後はさらに分かりやすくストレート且つリテラシーを持ち、メッセージをHPやBlog、Twitterと平行して、会合などへ積極的に参加し生の声で伝え続けている。初期よりMIX TAPE、MIX CD、T-SHIRTなどのアートワークに関しては、ステンシルデザイン、シルクスクリーンプリントといったハンドメイドにこだわり制作を行っている。MIXに関しては、LIVEMIXと言う一切編集を行わない一発録音のスタイルを貫き、フロアーライクから、叙情的なサウンドスケッチまで多種多様に表現。2009年にリリースした”seek a place where one can live in peace” Livemixed by Nue x Koen Twiには、O.N.O が「何時間も聴いていたような錯覚。景色をより深みへと導くドローンとエレクトリックとアコースティックのバランス感覚は映像作品のような質感をキープする。リアルタイムミックスの傑作!!」とのコメントを寄せた。DJのスタイルは、時代や流行に左右される事なく、ターンテーブルとレコードをメインにプレイし、これまでに約30タイトル以上のMIXを発表している。2005年、台湾の野外フリーパーティーにOUESTO crewである左近、SEAPらと3人2セットDJで参加し、また2008年にはマンチェスター、バルセロナにてbunaのライブペインティングとのセッションを披露した。事前の打ち合わせ無しで、お互いの感情をぶつけあうエモーショナルなセッションが話題となった。その後も都内だけでなく、jacob主催のred race riot!(新潟)や、左近やdonu主催のイベント(岐阜や愛知)などにもゲスト出演している。震災後の1年間はDJ活動などを自粛したが、2012年から新たにOPUESTOとしての活動以外にも様々な形での被災者支援活動を継続中。これまで共演した主な海外アーティストは、DJ Shadow、JAMES LAVELLE、COLDCUT、POLE、Jan Jelinek、LA MANO FRIA、Machinedrum、SUPER SOUL、Epstein、Lusine、D-Fried、Murcofなどなど…。今回の『PROTOCOL』では、久々にDOPEなIDMセットを披露してくれる。
http://www.opuesto.org/

■Kazuki Muraoka (Adapt Records)
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Adapt Records主宰。
北海道札幌市出身、2010年頃から電子音楽制作を開始。
関東を中心に活動中。
2013年Adapt Recordsを設立。11月にアナログEPをリリース。
http://www.adaptrecords.com/

■wk[es] (Hz-records)
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1998年よりギタリストとしてアーティスト活動を開始。
都内を中心にバンドメンバーとしてキャリアを積み、2008年よりwk[es](ダブリュー・ケー・エス)名義で活動をスタートさせる。2010年Pakcheeと共に電子音楽レーベルHz-recordsを設立。
レーベルコンセプトである“踊れる電子音響”を軸にエレクトロニカ、ノイズ、グリッチ、IDM、エクスペリメンタルなどの電子音楽を消化したコンピュータでしか成し得ない人工的な周波数デザインを使用した先端ダンスミュージックを制作している。
これまでに自身のレーベルからCDアルバム”interface”や、EP等をリリースし、リミックスワークの提供や、ネットレーベル作品を中心にコンピレーション・アルバムへ参加。
インターネットで無料配信された楽曲が海外からも注目を集め、スペインのネットマガジンPhlowの”ネットオーディオ・ベストコレクション2011”に選出されるなど多数のネットレーベル音源サイトで紹介される。またイタリアのデザイン家具メーカVALCUCINEの”Milano Design Week 2012”のプロモーションビデオに楽曲を提供、UKのDark floorより配信されたUKインダストリアルテクノ界の重鎮”Perc”のDJミックスに使用されるなど活動の幅を国内外へ広げている。
http://www.hz-records.com/

wk[es] – I/F from Hz-records on Vimeo.