2017.04.15 (Sat) 暗血蚤威

暗血蚤威

大集会

O.N.O
KATSUNORI SAWA
KEITA YANO
HITOSHI KOJIMA
MICLODIET
TOSHIKI HIWATASHI
MASATO

ARTWORK BY KILLIMAN JAH LOW WORKS

十七時
二千五百円

O.N.O

道無き道を切り開くが如く突進する猛獣のようなドラム達を世に放ち、他の追随を全く寄せ付けない完全オリジナルなビート職人。現在までに”THA BLUE HERB”とソロプロジェクト、合わせて10枚のアルバムを発表し、シーンの中枢を鋭く抉る独自の楽曲群を生み出し続けている。あらゆる音楽と現場を通過し選び抜かれたインスピレーションは、その感性とマシンを経て”O.N.Oビーツ”へと昇華され、MachineLiveと名付けられた、機材と肉体との有機的な合奏によるライブパフォーマンスに結実し、全国各地のフロアでビートジャンキー達に絶叫と熱狂を巻き起こし続けている。

http://www.onomono.jp/

KATSUNORI SAWA
(10 Label | WEEVIL NEIGHBOURHOOD I Kyoto)

日本京都から世界発信するインディペンデント・レーベル“10 LABEL”の創設者。
2008年にイギリスAI RECORDSから“ENORMOUS O’CLOCK [EOC]”名義による初のアルバムをリリースした後YUJI KONDOとの電子音響デュオ“STEVEN PORTER”を結成。そしてドイツWEEVIL NEIGHBOURHOODから本名義によるデビューシングルをリリースし、ベルリンアーティストANTHONEとの新ユニット“BOKEH”を結成。2017年も尖ったレーベルから数々のリリースを扣え、それらの楽曲群はシーンでも類いを見ない今後目が離せない注目の日本人アーティストである。

http://www.10-label.com/

KEITA YANO

仮想の僻地に伝わるトラッド・ミュージックを彷彿とさせる、アブストラクトなダンスミュージックを主軸に展開する熊本出身のトラックメイカー。

あらゆるムーブメントの外側に存在し、流行り廃れには目もくれず、自身にしか現せない「何か」を楽曲に宿すという行為を現在に至るまで継続中。ミニマル、インダストリアル、トライバル、プログレッシブ、オルタナティブ、様々な形式名称があるが、そのどれもが彼の作る音楽に当てはまるし、また同時にどれ一つとして当てはまることはない。危なっかしいほどの異常なこだわりを持ち、ひとり機材に向かい続けてきた彼にとって、ジャンルなど微塵の価値もない。価値あるものは「鳴り」と「響き」、ただそれだけである。その独自の指向性を持った楽曲は、孤立を存在価値の一つと肯定する。少数派を価値無きものとする現代社会に真っ向から歯向かい、個性を好み、独自性を愛する。その「鳴り」と「響き」は、結果的にマイノリティ達のパラノイアを解放し、さらには普遍性と特殊性は等価であると、聴き手の心に刻み込んでいく。

2012年に1st Album 『nine stories』をリリース。また無軌道集団 “UNMEIKYOUDOUTAI” の代表も務めている。

http://unmeikyoudoutai.net/

Hitoshi Kojima (THRIVE , ambivalent deviation , S.I.N)

O.N.O(Tha Blue Herb)主催のStructやUS地下レーベルGreat Circlesからアナログをリリースしていることで知られているTetsuya YoshidaとのユニットTHRIVEのメンバーで、様々な音楽的要素とアイデアを落とし込んだアナログとデジタルが交差する独自のオルタナティブサウンドを探求している。ソロ作品としては2015年11月にTHRIVE主宰のレーベル”ambivalent deviation”から自身のボーカルをフィーチャーしたアルバム”Slough In … ”をアナログで、翌月には過去に製作した音源を集めたアルバム”Decaying Affection”をデジタルでリリース。2016年にはアメリカのUSのカセットレーベルAlways Human Tapesから”The Sticks Made Out Of Rusty Steel”をリリースし、2017年にはアルバム”Spit On The Borders”をフリー・ダウンロードでリリースしている。また2014年からはStone Neckらとともに”S.I.N”を開催し、国内外の気鋭なアーティストを招聘している。

SoundCloud:

RA:
https://jp.residentadvisor.net/dj/hitoshikojima

MICLODIET

東京都新宿出身。sludge-tapes主宰。2007年よりワールドワイドなエクスペリメンタル・ミュージックシーンと関わりながら、テクノイズ・ミーツ・インダストリアルなサウンドをダンスミュージックに落とし込み、幾多のライブパフォーマンスを重ねてきた。2011年自身のレーベル、sludge-tapesの立ち上げと同時に数々の作品をリリースしている。2014年〜2016年にかけて東欧Genesa RecordsよりReversed Polarity EP,Fat Man EP,Psychic EPをヴァイナル+デジタルにてリリース。2016年9月にはsludge-tapesより1st album Transmutationをリリース。

https://sludge-tapes.com

TOSHIKI HIWATASHI

宇都宮SOUND A BASE NESTに拠点を置き、関東、東北エリアを中心にDJとして精力的に活動し、各ローカルの持つ力強さや、パーティーの本質、本気で音楽を続けることの大切さなどを仲間と共に学ぶ。そこで吸収したもの全てを自身がオーガナイザー兼DJを努めるパーティー”CREATURE”に注いだ結果、今や北関東を代表するテクノパーティーまで成長を成し遂げたと言っても過言ではないだろう。彼が持つ独特な世界観は、時には静寂、時には狂気なグルーヴを創り出し、ダンスフロアーに描写する。日々、新しい音を求め掘り続け、深化し更に進化し続けている。天井の低い、決して洗う事はしない、どこまでもDIRTYかつDOPE、真っ黒な軽自動車に乗っていたが、2015年11月に一度も洗うことなく大破することとなった。

MASATO

1978年栃木県生まれ。2000年頃のpsychedelic partyに共鳴し、活動を開始。2014年から栃木にてunderground party 、S.I.Nを開催し国内外のアーティストを招待している。