2012.12.30 (Sun) “Vinylists”

image

“Vinylists”
2012.12.30 (Sun)
at ochiai soup
http://ochiaisoup.tumblr.com/

18:00~23:00
Entrance Fee: 1,000yen

Vinylists are…

Guest DJ : yohei HIBIKI
Resident : Mucky / ANiIIIIiiiKii / Fujimori Takuro

URL : http://vinyl-only.tumblr.com

あなたが初めてクラブに行ったのは、いつですか?その時のこと、憶えていますか?
僕は、95年夏に初めて行った新宿リキッドルームでのClub Venus、Derrick MayのDJに頭を撃ち抜かれました。
その翌週にはターンテーブルを購入し、以来なけなしのバイト代を握りしめて、シスコに通い詰めた日々が続きました。
ほら、あなたも思い出したはずです。
テクノロジーが進化した現在、レコードやターンテーブルは、CDやMP3、ラップトップにその座を譲りつつあります。
今となっては無駄に大きく不便なレコードですが、ジャケットデザイン・紙の質感・カラーやピクチャーレコードなど、採算度外視のクレイジーな作者の想いが、極限に反映されたものだと僕は思っています。その想いをレコードバックに詰め込んで、20キロはあろう重たいバックを担いで持ってくるDJもまたクレイジーです。
世界基準の日本ブランド・Technicsのターンテーブルが生産中止になった現在、この貴重な文化が消えかかっています。その火を灯し続けるのが僕らの使命だと感じ、Vinyl Onlyにこだわったパーティーをスタートする事にしました。
レコードに踊らされて、気づけば人生完全に音楽漬けになってしまったVinylistsが、あなたをお待ちしています。

When was the first time you went to a club? Do you remember?
For me, it was the summer of 95, and Liquid Rooms Club Venus in Shinjuku. The DJing of Derrick May amazed me. The next week I bought some turntables, and spent all my money from my part-time job buying records in Cisco almost every day.
I’m sure you have memories like this too.

These days, technology is improving fast, as CDs and MP3s have replaced records and turntables as the media of choice. Records are mostly seen as an inconvenience; however things like jacket design and colours, the feel of the paper, the soul of the maker, etc. are values which can’t be measured. All these values are placed into my records bag together with my records, until I’m a crazy DJ with a 20kg record bag thrown over my shoulder.

Technics, the world-renowned Japanese turntable brand, has now stopped making their famous turntables. As such, we are losing a massive cultural icon. I have made it my mission to try and keep this part of our culture alive, and so I have started my own vinyl-only parties.

Throughout my life, I’ve been obsessed with music. I’m a Vinylist. And I’m waiting for YOU to join me.

-profiles-

■yohei HIBIKI

Techno、Minimal、Tech-Houseを軸として、3ターンテーブルによるDJ-MixとScratch/Turntablismを融合した手法で独自のDJスタイルを構築。都内主要クラブでキャリアを重ねると同時に、2005年には当時数多くの敏腕ターンテーブリストが全盛を誇る「VESTAX NOTRICKS SCRATCH DJ BATTLE」に唯一のテクノDJとしてエントリーし初出場で優勝。
DJとしてのフロア・コントロールと、バトル優勝歴を持つスクラッチを応用したライブ感をあわせもつDJとして、都内を中心に活動を展開。2004年以降は、YAMAHA主催のベトナム、フィリピン各国での大規模イベントのツアーDJに抜擢され、各都市の主要クラブ、野外フェスにてDJを敢行し着実に評価を得る。
国内外の著名DJ・アーティストとの共演も多数敢行する傍ら、ターンテーブリストとしてQ-bert、P-Trixをはじめ世界レベルのスクラッチDJと共演を果たす他、デジタルミクスチャーバンド「SKUNKRICE」のDJとしてアジア各国でのライブツアーおよびトラックリリースにも参加。国内外を問わず精力的に活動を展開している。

-2005年 第6回 VESTAX NOTRICKS SCRATCH DJ BATTLE CHAMPION (優勝)
-2005年 VESTAX NOTRICKS GRANDCHAMPIONSHIP FINALIST(準優勝)

http://www.youtube.com/watch?v=7X79EgX0q0g

■Mucky
image
Vinylists主宰。95年Derrick Mayから洗礼を受け、DJ活動を開始。Jeff Mills・Claude Youngを崇拝し、ターンテーブルを3台使用したプレイスタイルを確立。以降学業が疎かになり、留年・退学・勘当と歩み、風呂無しアパートで極貧生活がスタート。5年のフリーター期間の後、映像制作会社に就職。牢獄の様な過酷な勤務に耐え、父親と和解。家業である町工場を手伝う事となり、現在旋盤工員として従事。紆余曲折あったが、レコードは常に買っていたテクノフリーク。

■ANiIIIIiiiKii
image
言葉の意味も良くわからん上に屁のつっぱりもいらない。96年よりコンスタントに都内クラブ/ライブハウス中心に無数のアンダーグラウンドパーティに出演、近年では鷹鷲隼@青山蜂、WednesdayMoon@恵比寿enjoy!house、あ・い・つ・ら@新宿Be Wave、I LOVE GF BY GOLD FINGER@2丁目GEISHA等々を経て更に流浪に流浪を重ね、年間3~40本程度のペースでDJを続ける。妄想業、たまに文章書き散らかし業、何の因果か某レコード店中の人(3軒目)、乙女座。

■Fujimori Takuro
image
90年代初頭、Aphex Twinを知りテクノを聴くようになる。
リサイクルショップで購入したアナログシンセサイザーと安価なリズムマシーンで曲作りを始める。
95年頃、Jeff Millsや田中フミヤ等に憧れターンテーブルを購入。
その後、DJ Krushに衝撃を受け、Hip Hopに傾倒する。
この頃よりミックステープの制作を始め、渋谷路上にて手売りする。
00年代からは、DJ Gameboy、Enog、Fuzzy Morris名義でミックスCDRをWe Nod、Jet Set、Small Musicにて配布。
http://fuzzymorris.web.fc2.com/
http://soundcloud.com/fuzzymorris