2012.05.25 (Fri) HUNGRY GHOST & HELLL JAPAN TOUR 2012

ハングリー・ゴースト&ヘル ジャパン・ツアー2012

Live:
Hungry Ghost
HELLL
MayMay
Luis Nanook

90年代には米ワシントン州オリンピアでフガジと比肩する鉄壁のアンサンブルを誇ったポスト・ハードコア、アンワウンドの一員として、また近年は元スリーター・キニーのコリン・タッカー・バンドを背後から支える辣腕女流ドラマーとして順調な活動を続けるサラ・ランドがポートランド最強のカルト・サイケデリック・バンド、アーヴィング・クロウ・トリオを率いたアンドリュー・プライス(g, vo)と2008年に結成したニュー・バンド、それがハングリー・ゴーストです。

当初はデュオ形態で活動を開始したものの、2010年夏にはニューメキシコ州アルバカーキをトラッシーなガレージ・サウンドで騒がせたザ・ドラッグス(作品は名門エストラス・レコーズより)のロルカ・ウッドをベーシストに迎え、ここにポートランド随一のパワー・トリオが完成。しかも、今後クワージのサム・クームズをプロデュースに迎えたデビュー・アルバムが予定されています。つまり、今回のジャパン・ツアーは、バンドが大きく羽ばたこうとするその最初の姿を目撃できるまたとないチャンスとなるわけです。

「曲が展開すると共にフロアがファンキーな歪みで満たされる。彼らには本物のパートナーシップがある」。『LAウィークリー』

「元アンワウンドのドラマー、サラ・ランドの新バンドにファンキーな要素があっても驚くべきことではない。アンワウンドのマス・パンク・サウンドはいつだってダンサブルだった。ハングリー・ゴーストのトレードマークとも言えるファンク・ルーツ・パンク、もちろん、アンワウンドと同じようにリスナーが殺られないわけがない」。『ウィラメット・ウィーク』

ファンク、ブルース、サイケデリア、パンク、真のオルタナティブ・サウンドをグツグツと煮込んだソリッドなヘヴィ・ロック・バンド、ハングリー・ゴーストの日本初上陸を迎え撃つのは、そのフロントマンのアンドリュー・プライスと共にアーヴィング・クロウ・トリオやホッケンカイトを支えた現在東京在住のジェフ・フッチィロとジェイソン・ファンクがミディアム・ネックスの飛田左起代、minamoの安永哲郎、そしてASUNAとスタートさせたHELLL。過去のアメリカ・ツアーでは、今はなきポートランド・インディー・シーンの伝説となったベースメント「ジ・アーティステリー」にてハングリー・ゴーストとも共演済み。初期のドローン主体のインプロから徐々に独自のバンド・サウンドを構築しつつある中、今回が初の国内ツアー。新たなHELLLの局面が見られそうです。

日米を股にかけた現在進行形のポートランド、彼の地のシーンの層の厚み、得体の知れなさをぜひ体感してください。ハングリー・ゴーストとHELLL、これ以上ないカップリングでのスプリット・ツアーです。どうぞお見逃しのないように。

5月25日(金)東京・落合 soup(03-6909-3000)
東京都新宿区上落合3-9-10 松の湯B1F
出演:ハングリー・ゴースト、HELLL、MayMay、Luis Nanook
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金:2,300円(予約)/2,800円(当日)*ドリンク代別
予約:ご予約をいただけますと前売り料金にてご入場いただけます。ご希望の方は、「5月25日予約希望」としてsoup(ochiaisoup@gmail.com)までお名前、ご連絡先、チケット枚数を記載の上ご連絡ください。こちらから折り返しご返信いたします。なお、ご予約はスウィート・ドリームス・プレス(info.sweetdreams@gmail.com)、または安永哲郎事務室(info@jimushitsu.com)でも承っております。

■Hungry Ghost

■Helll

Info: Sweet Dreams Press
http://www.sweetdreamspress.com/2012/04/hungry-ghost-helll-japan-tour-2012.html