2012.3.11(sun) SLUDGE-TAPES presents “wasted” feat Mark Fell

SLUDGE-TAPES presents “wasted”

SLUDGE-TAPES運営イベント第二弾!

「3.11」──特別な意味を持つ日に、特別なライヴをお届けします。90年代以降の音楽において「Microscopic」という概念を打ち出し、微細なサウンドの断片に大きな意味合いを含ませた現代電子音楽界の巨頭、マーク・フェルのソロ・ライヴが日本で初めて実現し ます。マット・スティールとのデュオであるSND、そしてソロとしての活動を通してサウンドデザインとリズムの概念双方を更新し、ダンスミュージックから広義のミニマルミュージックに渡る広大な範囲に影響を与え続ける唯一無二のオンガクをお楽しみください!  競演にSNDとのアルバムも控えるNHKのKouhei Matsunaga、SLUDGE-TAPES主宰miclodiet、FourColor/FilFla/minamo等の活動でも知られる杉本佳一の新たなビート・プロジェクトであるVegpher、そして静岡でLakho及びSaluutを運営し注目を集めるJemapurを迎え、自信をもってお届けする特別公演です。

*先日“bit[k]nit”でこれまでのパブリックイメージをおおきく塗り替える衝撃のライヴを披露したcokiyuもノイズセットで急遽参戦!

*SLUDGE-TAPES presents “wasted” feat Mark Fel l 公演 大変申し訳ございませんが、定員人数に達したため予約を締め切らせて頂きました。キャンセル待ちをご希望の方は、「キャンセル待ち希望」としてochiaisoup@gmail.comにmailをお願いいたします。キャンセルが出次第順次こちらからご連絡いたします。また、当日のキャンセル待ちは18:30以降からお電話でお受けいたします。03-6909-3000までお問い合わせ下さい。当日券はございませんのでご了承下さいませ。

Live:

Mark Fell

Kouhei Matsunaga

miclodiet

Vegpher (Keiichi Sugimoto)

Jemapur

cokiyu (noise set)

DJ:

nobuki nishiyama

2011.03.11 (Sun)

OPEN/START 18:30

Entrance: 2,500yen

Reservation Required. Send your details to: ochiaisoup@gmail.com

■日時:2011年3月11日(日曜日)

■会場:soup(03-6909-3000)

東京都新宿区上落合3-9-10 三笠ビルB1

■OPEN/START 18:30

■料金:2,500円

■要予約

■会場の人数に限りがございますので、本公演は予約制とさせていただきます。ochiaisoup@gmail.comまで、「3/11日予約希望」と書いてお名前とご連絡先をメールください。こちらから折り返しご返信いたします。なお、予約はお一人様一名までとさせていただきます。あらかじめご了承ください。

■主催:SLUDGE-TAPES

■協賛:Flying Swimming、soup

■協力:Bridge/TMUG、Inpartment

■関連公演:

2012年3月10日(土)23:00 at 渋谷WWW

Bridge presents “BRDG5”

Live: SND / NHK / AOKI Takamasa / more acts and special guest TBA.

■ツアー情報:*SND, NHK JAPAN TOUR

profile

■Mark Fell

今や伝説として語られるMille Plateauxの“Clicks & Cutsムーヴメント”を牽引した存在であるマーク・フェル。マット・スティール(Mat Steel)とのデュオであるSNDとして、テクノの根源的要素である「リズム」と「サウンドデザイン」のみへの過剰に還元化が施された思弁的で批評的なサウンドが高い評価を獲得、90年代以降のミニマリズムに決定的な影響を与え続けてきた。SNDとしての作品群である『MakesndCassette』(99年)、『Stdio』(2000年)、『Tenderlove』(2002年)において、後にマイクロハウスやクリックハウスとも呼称されたマイクロスコピックな顕微視的概念による独自の構築美を打ち立てるのと並行して、ソロとしての活動も活発化。ソロではより広義の電子音楽を指向し、2004年に12kのサブレーベルであるlineから発表された『Ten Types Of Elsewhere』以降は空間性、歪なリズム、ねじ曲げれた時間感覚において独自の地位を築き上げている。ことに2010年以降は作品の質・量ともに目をみはるものがあり、Raster-Notonからの『Multistability』、Editions Megoからの『Manitutshu』および『Periodic Orbits Of A Dynamic System Related To A Knot』、そのEditions Mego主宰のPitaことPeter Rehbergとの「Kubu / Zikir」など、既存の電子音楽の概念に対する挑戦的なアプローチとどこかおかしみがあって諧謔的でさえある音楽が数多くの賛辞でもって迎えられている。SNDとしては何度かの来日を果たしているが、意外にもソロでの演奏は今回のツアーが日本で初めて。

■Kouhei Matsunaga

フランクフルトの音響派レーベル Mille Plateauxから1998年に1st を発表後、ヨーロッパ/アメリカを中心とした前衛的なシーンにおいてジャンルの枠を超えた音楽活動を続ける中、Conrad Schnitzler、Merzbow、Sensational、AutechreのSean Booth、Mika Vainio、Anti Pop Consortium等をはじめとするアーティストたちとのコラボレーションを行ない、近年はNHK名義でダブ・テクノ・ブレイクビーツを展開している。

■miclodiet

東京出身/SLUDGE主催。テクノ×ノイズアーティスト。2007年ごろからlive活動を開始。これまでにanbb(alva noto & blixa bargeld)、mika vainio、Kangding Rayのopening actを勤めるなど精力的に活動中。数々のイベントオーガナイズも行い、マニアックな支持を集める。2010年OPTRUMとしても活動する改造蛍光灯音響装置OPTRON奏者、伊東篤宏と雑食性テクノイズユニット”ultrafunctor”も始動。

■Vegpher (Keiichi Sugimoto)

サウンドアーティスト/コンポーザー。四つ打ち~アブストラクトを主体とし、アナログ/デジタルファクターを徹底的なまでに磨き上げビートへと変換。今春Flyrec.レーベルよりデビュー作をリリース予定。

■Jemapur (Lakho / Saluut)

静岡県在住。波形中毒者。自主レーベルLakho主宰。電子音楽のセレクトショップ、Saluutを石井利佳らと共に主宰。 3rdアルバム『Microsleep』、新作EP「Rad」絶賛配信中。

■cokiyu (noise set)
愛媛出身の女性アーティスト。音大在学時よりコンピュータを用いた現代音楽作品を創作。2007年にflauより待望のソロデビューアルバム『Mirror Flake』を発表。アルバムの楽曲が、東京モーターショーや、キヤノンのウェブサイトなどで使用され、話題を呼ぶ。2009年には、オーストラリアでausとのスプリットツアーを行い、さらにデンマークのSPOT FESTIVALに招待されるなど、海外でのライブパフォーマンスも展開。2010年には、大ヒットを記録した中島哲也監督の映画『告白』のサウンドトラックに新曲2曲が収録され、また、カラスヤサトシの人気まんがを実写化した映画『おのぼり物語』 にもアルバムの楽曲が挿入歌として使用されている。2011年9月に4年ぶりの新作アルバム『Your Thorn』をリリース。

■nobuki nishiyama

西山伸基。京都出身。90年代後半よりDJを開始。 ミニマリズムと電子音楽とダブの3要素を主軸に据えながらもジャンルとしてのそれらからは一歩距離を置いて、様々な音楽要素を横断、解釈とリズムの多様性を照らし出す。2006年からは新宿落合の地下秘密空間soupを拠点に活動、これまでにBlending Tonesやいくつかのプライヴェート・レーベルからミックス作品を発表しているほか、編集・文章寄稿等、メディアを限定しない多岐に渡る分野でのアプローチに関わっている。