“taste”
2014.11.22 (Sat)
at ochiai soup
http://ochiaisoup.tumblr.com/
open 18:00~
door:2000yen
LIVE:
MANTIS (BLACK SMOKER RECORDS, Tiltloose)
DJ:
ENA (7even / Samurai Horo)
KOBA (form.)
catalyst (taste)
-profiles-
■MANTIS (BLACK SMOLKER RECORDS, Tiltloose)
MANTIS は、Moss(モス)と La-Pachu(ラパチュ)によるデュオ・プロジェクトである。2005 年 12 月に長野県 蓼科で結成され、その後東京を拠点に活動をおこなう。
両者ともにエレクトロニック・ミュージックとダブから多大な影響を受けており、それらの音楽的ルーツを綴 じ合わせていくなかで、手法としてのダブのマナー(ミキサーとアナログ機材によるリアルタイムのダブミックス)とエレクトロニック・ミュージックにおけるアウトプットの精緻さ(コンピュータによる制御)それぞれのアドヴァンテージを生かした、ハイブリッドなサウンドに到達している。ライヴでは大量のヴィンテージアナログ機材とラップトップを等しく駆使し、Moritz von OswaldやThe Orbの来日公演においてフロント・アクトとして抜擢されるなど、そのパフォーマンスが反響を呼ぶ。
2007 年および 2009 年にはMoritz von OswaldとMark Ernestusによる伝説的ミニマル・ダブ・プロジェクト、RHYTHM & SOUNDのヴォーカリストであるPaul St. Hilaire(a.k.a. Tikiman。2003年以降は本名のPaul St. Hilaireとして活動)とのコラボレートを敢行、おおきな話題となった。2009年1月には自らが 主宰するTiltloose Recordsよりファースト・フル・アルバム『≒dubious』、また、同年12月にヴァイナルEP『≒dubious EP』をそれぞれ発表、RHYTHM &SOUNDを筆頭とするドイツのミニマル・ダブに共振するクールでディープな質感と圧巻のベース、そしてけっして音数の多い音楽ではないミニマルなサウンドを主体としているにもかかわらず1曲につき100以上ものトラックを使用するなど、徹底して細部にまでわたってケアが行き届いた高いレベルのミックスとプロダクション・テクニックによって、日本国内のみならず海外においても評価を決定づけた。
以降イギリスの『WIRE』誌やRed Bull Music Academyで紹介されるなど、着実に歩みを進めつつ新作の制作に専念。2014年、Paul St. Hilaireやantennasia(アンテネイジア)のsanといった長年のコラボレーターとの新曲をフィーチャーし、また、変拍子を大胆に取り込んでより深化/進化したリズム・アプローチを身にまとっ た待望のセカンド・アルバム『Collapsizm』を発表、独自のダブ解釈にさらなる発展を遂げている。
『Collapsizm』は、多方面から日本の異才が集結するBLACK SMOKER RECORDSよりリリース。マスタリングは、ミニマルダブの巨匠にして元Dubplates & Masteringのマスタリング・エンジニア(後にマスタリング及びヴァイナル・カッティングをおこなうscape masteringを自身で運営)であるPoleことStefan Betkeが担当。現在、Mossは北海道在住、現地でミックス/マスタリング・スタジオ、Remold Worksを運営。
■ENA (7even/Samurai Horo)
Drum & Bassから派生した独自な音楽の評価が高く、Loxy、Surgeon、Mu-Ziq、Peverelist、Pangaea、Laurent Garnierなど、ジャンルを問わないTop DJからのサポートを受け、Resident AdvisorのPodcastに自身の曲を中心としたMixを提供。
多数のレーベルからリリースを重ねると同時に、楽曲のクオリティの高さからミキシング/マスタリングの評価も高く、さまざまな作品にエンジニアリングでも参加。
2013年には7even Recordingsからアルバム『BILATERAL』をリリースし、日本全国、アジア、ヨーロッパとツアーを成功させると共に、今もっとも注目されているレーベルSamurai Horoのコンピレーション作品『Scope』に2曲提供。2014年3月には「Bacterium EP」を同レーベルから発表し、10月にはヨーロッパツアーと共に2ndアルバム”Binaural”がリリースされる。
http://flavors.me/ena_
■Koba (form.)
線の細いキック、マシンノイズが混じったハードウェア産ベースライン、硬質なハイハット、ダブルアクションのスネア。
徹底したマテリアルの配置と、その裏側から大きくうねり次第に厚みを増していくグルーヴに抱き合わせた緊張感と高揚感を投げ込むDJ / Producer。
「温度」に固執した楽曲の選定は、ミニマルミュージックの根底に在る「変化に伴うリズムの層と層の浮き沈み」を簡潔に提示し、そこにオリジナルの素材を組み込むことで確立するサウンドは、Techno / Dubの解釈を広義に着地させる。
2010年より、音楽行為において「演奏」に到達するまでの着想をさまざまな媒体でコミュニケートする極建設的DJレーベル「form.(フォーム)」を展開。
翌2011年には、レーベル初のリリースとなるMIX CD『Thought to Describe』を発表。自身のダブ・プロダクトを再認識する為のライヴ・レコーディングをコンポジットした。
現在は「form.」の企画・運営と、「SOLISTA」にてレジデントDJを勤める。
form.web http://www.form-room.com
mail hello@form-room.com
https://www.facebook.com/koba.home
■catalyst (taste)
ミニマルと音響処理としてのダブを音楽的主軸に、ダンスミュージックの快楽性と実験性という相反する要素の融合をコンセプトに活動しているDJ、トラックメーカー。
ミニマルなテクノやハウスを軸にグルーヴの変化とミックスによる展開に焦点をあてたセットや、ミニマルダブ、ダブステップなど、ベーシック・チャンネル以降のエレクトロニック・ダブに焦点をあてたセットなど、パーティー、空間、オーディエンスによってさまざまなスタイルでプレイしている。
現在、トラック制作を進めており、リリースに向けて準備中。