2014.07.12 (Sat) SNS [Showcase for new-media and sound ]

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SNS [Showcase for new-media and sound ]

SNSは、音と音楽を中心に、デジタルメディアにまつわる多様な表現を思考し、発表してゆくためのプラットフォームです。

情報技術の日常化は、私たちを取りまくデバイスの変化だけにとどまらず、私たち自身の知覚、身体、思念をも変容させつつあります。
そのような環境化で創造される作品には、さまざまな感覚/形態/次元を横断する新しい遠近感が表出していると言えるのではないでしょうか。

物質と情報、視覚と聴覚、それらが交差して生成される新たな風景。
その奥行き・質感・重力を、なるべくヴィヴィッドな方法で記述すること。
SNSはその実践の場でありたいと考えています。

2014.07.12 (Sat)
at ochiai soup
http://ochiaisoup.tumblr.com/

Open/Start 19:00/19:30
Fee: 1,000yen

Act:
Christophe Charles
Cryogenic Rhythm Science (Shun Owada + Shohei Amimori)
Issei Yamagata
Koichi Sato
Kanako Azuma
Ryu Furusawa

http://s-n-s.jp/

-profiles-

■Christophe Charles(クリストフ・シャルル)
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1964年フランス生まれ。1996年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。1997年、フランス国立東洋文化東洋言語研究所大学院博士課程修了。2000年より武蔵野美術大学映像学科准教授。2011年より教授。環境芸術学会理事。メディアアートを専門に、現代芸術における理論的・歴史 的な研究を行いながら、内外空間を問わずインスタレーション及びコンサー トを行い、それぞれの要素のバランス、独立性及び相互浸透を追求している。

主な作品として、CD作品:「undirected」 シリーズ(Mille Plateaux, Subrosa, CCI, ICC, Code, Cirque, Cross, X-tractレーベルなどでリリース)やパブリックアート作品:大阪市住まい情報センターモニュメント(山口勝弘監修)音響担当、東京成田国際空港第一ターミナル中央アトリウム常設サウンドインスタレーション。また、山口勝弘、山本圭吾、風倉匠、Henning Christiansen、 逢坂卓郎、向井千恵、古館徹夫、 武井よしみち、oval、半野善弘、Numb、石川 ふくろう、JOU、久保田晃弘、渋谷慶一郎等とのコラボレーションを多数行っている。
http://home.att.ne.jp/grape/charles/

■Cryogenic Rhythm Science (Shun Owada + Shohei Amimori)
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大和田俊と網守将平によるユニット。

大和田俊(Shun Owada)
1985年栃木県生まれ。サウンドアーティスト。
音響と生物としてのヒトの身体や知覚、または環境との関わりに関心を持ちながら、音響作品やインスタレーションの制作を行っている。また建築、アートマネージメントを専門とするメンバーとともに「おっとり舍」というチームを組織し、オルタナティブな場での音楽イベントの企画も行っている。
東京芸術大学音楽学部卒業、同大学院美術研究科修了。

網守将平(Shohei Amimori)
1990年東京都生まれ。音楽家。
クラシック/現代音楽の作曲活動において多くの作品を発表。また電子音楽やサウンドアートの領域において、ラップトップを用いたライブパフォーマンス、映像作品への楽曲提供、他アーティストの楽曲のリミックス、マルチチャンネルのサウンドインスタレーション制作など活動は多岐に渡る。 2013年日本音楽コンクール作曲部門1位。 2014年電子音楽レーベルPROGRESSIVE FOrMよりリリースのコンピレーションアルバム『Forma. 4.14』に参加。
東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業。現在同大学院音楽研究科修士課程在籍中。
www.shoheiamimori.com

■Issei Yamagata
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山形 一生 (Issei Yamagata)
1989年 埼玉県出身。アーティスト。
2013年 東京藝術大学 絵画科 油画専攻 卒業。現在、東京藝術大学 修士課程 美術研究科 絵画専攻 在学。
絵画、映像作品を制作しながら、サウンドを基軸に置いたインスタレーション作品を手掛けている。人々や生き物が音と接触を起こす際にもたらされる変化、複合的な事柄を研究。
アーティストの作品や展示における、テクニカルアシスタント、PA、プログラミング、音響制作を数多く手掛ける。
主な展示、発表として、2009年 東京藝術大学アートパス、2010年 JR 上野 ステーションギャラリー、 同年 JR 常磐線 柏駅、北千住駅の駅構内待合室外観をデザイン、2012年 日本版画協会「Prints Tokyo 2012」、同年 日本版画協会 第80回記念版画展、2013年 東京藝術大学 卒業作品展、同年 東京アートミーティング共感覚実験劇場、など。
http://issei.in/

■Koichi Sato
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佐藤 浩一 (Koichi Sato)
1990年 東京生まれ。東京芸術大学 美術学部 先端芸術表現科在籍。
変容するもの/半透明なもの/流体状のものを基層概念とし、境界が流動化された未分化状態をテーマに、音響/映像/テクストを用いたインスタレーションを手がける。
制作と並行し、音楽民族学の研究や、各地の民俗芸能や祭礼のフィールドワークを行う。
主なイベントに、2012年 全ての形は完成を遂げて去る (東京芸術大学)、H.U.B (LIXIL GINZA)、
記憶の森映像祭 ライブプログラム (アサヒアートスクエア) など

■Kanako Azuma
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a.—は—を壊し、—を再構築する。
b.微視的なイメージを分解/再構築し創造された、新たな風景。
c.—-
http://kanakoazuma.com/

■Ryu Furusawa
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メディアアーティスト、映像や絵画などの視覚芸術の分野での活動をメインにおきながらも、サウンドメディアに至るまで横断的な活動している。最近ではスマートフォン端末を使用した環境に応じた音楽の可能性を探る“Audio Migratory”プロジェクトを行う。
2009年にThe Boatsが運営するイギリスのMoteerよりスプリットCDをリリース。また2011年にはPrecoRecordsよりセカンド・フル・アルバム『before night fades away』をリリース。
個人での活動の他、Creusoiree、The Flash、FuruOkkaなどのバンドでも活動。
http://ryufurusawa.com/