6PM | FEE 2,500
PITA
MICLODIET
STEVEN PORTER
PAINJERK
KOBA
PITA
PITAことピーター・レーバーグはエディションズ・メゴの創設者。ロンドン出身。ウィーンに移住し、いわゆるラップトップミュージックの芸術的可能性が発見されようとした20年前キャリアをスタート。それ以来コンピューターでの制作を始め、国際的にシンセティック・ミュージックの先駆者の一人として認識されている。 彼の音楽的背景はノイズ、アンビエント、テクノのみならず初期のエレクトロアコースティックにも垣間見られる。PITAはほぼ10年間の沈黙の後、ソロアーティストとして復帰し、音響実験の試みを次のフェーズへと導いています。彼の音楽アプローチは一貫としており、過激でマニアックな探求心によってエクスペリメンタル・エレクトロニクスの海岸線へと私たちを連れて行ってくれる。この音楽はテクノの根源的な要素を追及するような、直観的シンセシスと表現すべきであろう。彼は歪んだエレクトロニクスに抽象的なビートパターンとグリッチを融合し、規格外の周波数や音波を最重要視した、コンピューターミュージックのエクストリームなフォームを探求しています。
ソロミュージシャンとして充電期間を設けている際も、レーバーグは音の探求を止めていたわけではありません。近年ではFenn’O’Berg(ジム・オルークとクリスチャン・フェネスとの活動)やKTL (Sunn O)))のスティーブン・オマリーとの活動)、R/S (マーカス・シュミックラーとの活動)、彼の最新プロジェクトのShampoo Boy (クリスティーナ・ネメックとクリスチャン・シャーチンガーとの活動)等、コラボレートワークに焦点をあてた活動をしていました。これらのプロジェクトの主軸となっていたのが、フランスの舞台監督ジゼルヴィエンヌとの長年にわたるコラボレートです。彼女の多くの作品には、レーバーグの作品が使われています。
PITAはこれまでに十数枚のアルバムをプロデュースし、驚くべき多様性を用いた実験電子音を内包した作品や、Get Out / Get Down / Get Offのような幅広い国々の批評家から称賛をうけた三部作等、Mego,Touch,Häpna等のレーベルからリリースしている。そして、SONAR、オール・トゥモローズ・パーティーズ、CTMベルリン、MUTEK、Donaufestivalのように、様々な国際フェスティバルに出演。1999年にはデジタルミュージック&サウンドアートの祭典アルスエレクトロニカにてthe Prix Ars Electronicaを受賞している。また、音楽シーンに多大な影響を与えるレーベル、エディションズ・メゴ系列の代表者として、フェネスやケヴィン・ドラム、エメラルズ、フロリアン・ヘッカー、ベルナール・パルメジャーニ、ラッセル・ハズウェル、KTL、アコス・ロズマン、ドナート・ドジー、ビル・オーカット、マーク・フェルのような国際的に有名なアーティストのアルバムをリリースしてきました。
「彼は現在活動中の最も鋭く敏活なアーティストだ」(ニック・カイン、The Wire誌)
http://editionsmego.com/artist/pita
miclodiet
2016/9/19 Release miclodiet -TRANSMUTATION-
東京都新宿出身。sludge-tapes主宰。2007年よりワールドワイドなエクスペリメンタル・ミュージックシーンと関わりながら、テクノイズ・ミーツ・インダストリアルなサウンドをダンスミュージックに落とし込み、幾多のライブパフォーマンスを重ねてきた。2011年自身のレーベル、sludge-tapesの立ち上げと同時に数々の作品をリリースしている。2014年〜2016年にかけて東欧Genesa RecordsよりReversed Polarity EP,Fat Man EP,Psychic EPをヴァイナル+デジタルにてリリース。2016年9月にはsludge-tapesより1st album Transmutationをリリースする。
STEVEN PORTER [10 LABEL]
KATSUNORI SAWA と YUJI KONDO から成る STEVEN PORTER は、2010年 西 SEMANTICA RECORDS リリースの JIMMY EDGAR リミックス以降、様々な音楽スタイルを形容し、2人が共同設立/運営する 10 LABEL からのリリースで、瞬く間にその存在を世界中のシーンに知らしめた。10 LABEL では、MATTHEW HERBERT、PERC、ANCIENT METHODS、DALHOUS、ANNE-JAMES CHATON、JANSKY NOISE、SAWLIN らを擁する。また、独 WEEVIL NEIGHBOURHOOD からリリースされた STEVEN PORTER 名義 LR EP は、同国 DE:BUG MAG にて「マスターピース」と評された。2016年5月 独 SNTS RECORDS より新作「SUPERBAD」がリリースされた。
Steven Porter has influenced by Katsunori Sawa and Yuji Kondo. They run the 10 Label imprint based in Kyoto, Japan since 2010. They have directed and released the 4 vinyl catalog features Matthew Herbert, Perc, Ancient Methods, Dalhous, Anne-James Chaton and Human Larvae. Steven Porter’s first EP “LR” in 2011 was published by the enigmatic German record label the Weevil Neighbourhood and German monthly electronic music magazine De:Bug called the record “A Masterpiece”. First of May 2016, their new EP “Superbad” has released on SNTS Records, Germany.
PAINJERK
メタル・マシン・コンピューター・ミュージック。及びソフト/ハードに拘らないサウンド・シンセシス全般への探求と生演奏の実践。
Koba
線の細いキック、マシンノイズが混じったハードウェア産ベースライン、硬質なハイハット、ダブルアクションのスネア。徹底したマテリアルの配置と、その裏側から大きくうねり次第に厚みを増していくグルーヴに抱き合わせた「緊張感」と「高揚感」を投げ込むDJ/Producer。「温度」に固執した楽曲の選定は、ミニマルミュージックの根底に在る「変化に伴うリズムの層と層の浮き沈み」を簡潔に提示し、そこにオリジナルの素材を組み込む事で確立するサウンドは、Techno/Dubの解釈を広義に着地させる。2010年より、音楽行為において「演奏」に到達するまでの着想を様々な媒体でコミュニケートする極建設的DJレーベル「form.(フォーム)」を展開。翌2011年には、レーベル初のリリースとなるMIX CD「Thought to Describe」を発表。自身のダブプロダクトを再認識する為のライブレコーディングをコンポジットした。現在は「form.」「Viorhythm」の企画・運営と「rural」での活動を続けている。