2014.06.22 (Sun) ILIOS at soup

image

ILIOS at soup

2014.06.22 (Sun)
at ochiai soup
http://ochiaisoup.tumblr.com/

OPEN 18:30 / START 19:00
Entrane Fee: 2500yen

Act:
ILIOS (from Greece)
PAIN JERK
Cal Lyall + Darren Moore (aka Black Zenith / from Singapore)
shotahirama
cokiyu (dark set)
miclodiet

*ご予約
会場の定員に限りがございますので、ご入場の人数を制限させていただく場合がございます。ご予約ご希望の方は、件名を「6/22 ILIOS予約希望」とし、お名前/人数/ご連絡先を明記の上、ochiaisoup@gmail.com(soup)までご送信下さい。こちらよりの返信をもって予約完了とさせて頂きます。

-profiles-

■ILIOS
image
ギリシャ共和国アテネを拠点に活動するサウンド・アーティスト。90年代初頭より、極端なサウンドとそこから派生される現象を模索してきた。
ILIOSは“anti-career”を提唱しており、音響スペクトラムの限界に到達及び上回ることによってサウンドのパレットをコンスタントに変化させている。そのアウトプットは、メディアに「The sound of death(死の音)」「The most enervating record imaginable(考えうる限りもっとも希望のもてないレコード)」などと評されるもので、これまでに300以上のライヴ、レクチャー、ワークショップを敢行、人体の知覚に危険な域にまで追い込むかのような、身体への負担を強いる試みを提供してきた。
作品はMark FellのSensatate FocusやRashad Beckerのリリースで知られるPANからの『Kenrimono』を筆頭に20を超え、コンテンポラリー・ダンス、シアター、フィルム、アニメーションなどにも楽曲を提供。委嘱元に「World New Music days」 (スイス)、「Resonance Fm」 (イギリス)、「Yelp DanceCo」 (ギリシャ)、「Fabrica」 (イタリア)、「Grey」 (デンマーク)等。「Electrograph – Athens Sound Media」におけるキュレーション及びコ・ディレクションなどのキュレーション・ワークも多数。2007年には東京芸術大学横浜キャンパス、武蔵野美術大学においてもレクチャー及び演奏がなされた。コントラバス奏者のCoti K、チェロ奏者のNikos Veliotisと組んだトリオであるMOHAMMADとしても前述のPANから『Som Sakrifis』を発表しているほか、Antoine Chessex及び故・Zbigniew KarkowskiとのプロジェクトであるLoudspeakerとしても活動。様々なアーティスト達とも共闘してきており、Francisco Lopez、Norbert Moslang、Thurston Mooreなど、枚挙にいとまがない。
1997年より自身のレーベルであるAntifrostを運営。自らのILIOSやMOHAMMADといったプロジェクトはもちろん、Sachiko M、Daniel Menche、Francisco Lopez、Leif Elggren、Francisco Meirino、古館徹夫など、総々たる面々の作品をリリース。2007年及び2008年以来となる、待望の来日公演。
http://www.siteilios.gr/

Mohammad ‘Sakrifis’ (PAN 37) from PAN on Vimeo.

■PAIN JERK
image
Kohei Gomiによるワンマン・ソニック・アーミー。80年代中頃からホーム・レコーディングを開始、以降現在に至るまで途切れることなく活動を続ける。
その作品、及びパフォーマンスは、それぞれが独立した意味合いを持つものではなく、集合としての体験・体感であり、また、オブセッションの産物でもある。
90年代においてもっとも影響力のあるサウンド・アーティストのひとりで、ブルータルなエレクトロ・アコースティックを牽引。そのサウンドは、「完成された作品」という概念から離れた、符号化された音による自律的アクトであるといえるだろう。マシナリーで、エクストリーム・ミュージックの向こう側にある美しさを感じさせるものである。
http://painjerk.blogspot.jp/

■Cal Lyall + Darren Moore
image
-Cal Lyall-
即興ギタリスト/サウンド・アーティスト。ジャンク楽器、エレクトロ・パーツ、フィールド・レコーディングやエフェクターなどから音楽的な空間を生み出す。広範な音楽形式に興味を持ち、東南アジアやその周辺地域へ渡航し研究。現在、Tetragrammaton、Jahiliyyahなど、ドローンから恍惚の域に達する即興音楽まで幅の広いプロジェクトを介し、さらなる民族音楽の形式を模索し続ける。
ソロの活動ではティム・オリーブ、畠山地平、ケリー・チュルコ、町田良夫、Government Alpha、向井千惠ほか多数と共演。日本で旺盛なライヴを展開しながら、これまでにタイ、ラオス、中国、韓国などでツアー。また、レーベル「Subvalent」や「Jolt Sonic Arts」(オーストラリア)の東京拠点としての活動に加え、西麻布SuperDeluxeで月一回のイベント「Test Tone」を主宰していました。
http://www.subvalent.com/cal-lyall

-Darren Moore-
ドラマー、サウンド・アーティスト、作曲家及び教育者。
ジャズ・ポップス・フュージョン・フリージャズ・即興といった多種多様なスタイルでのドラム演奏や、アナログシンセ、エレクトロニクス、ラップトップを使用したパフォーマンスを行う。オーストラリア、東南アジア、日本、ヨーロッパで幅広く活動しており、主な共演者は大友良英、藤井郷子、内橋和久、Robin Fox、Yan Jun、Clayton Thomas、Will Guthrie、Jon Rose、Jim Denley等。
近年ではシンガポールを拠点とし、ラサール芸術大学にてポップ・ミュージックの教鞭も執っている。また、シンガポールの実験音楽フェスティバル「CHOPPA」のキュレーターでもあり、ジャズ・実験音楽シーンにて活躍中。今回の来日はBrian O’Reillyとの映像/サウンド・ユニットBlack Zenithでのツアーに始まり、Game of Patience、スガダイロー、内橋和久や中村としまるとのユニットに続き、soupでの出演が最終日となる。
http://darren-moore.net/

■shotahirama
image
ニューヨーク出身の音楽家、shotahirama(平間翔太)。中原昌也、evala、Ametsubといった音楽家に注目され、VICEをはじめ国内外の様々な雑誌・メディアにて高い評価を得る。これまでに3枚のCDアルバムと1枚のCDシングルを発表。世界的音楽家であるKangding Ray、Mark Fell、AtomTM、Ikue Mori等のジャパンツアーに出演。2014年に発売されたアルバム『post punk』では「現代におけるポストパンクの在り方」「最高傑作」と評され、今最も注目すべき「新鋭音響家」と呼ばれている。
翻訳家/通訳としては、これまでに2011年ドイツ・ビーレフェルトで劇場公開された古舘徹夫氏による演劇作品 Death Fragments – Buchner, 23 years old にて脚本英訳を担当、スイスで国内最高峰と呼ばれる芸術賞スイス・アートアワードを受賞したアーティスト Pe Lang の日本初展示にてインタビュアー/通訳として参加。2012年には東京都写真美術館が主宰する第4回恵比寿映像祭に出展された mAtter キュレーション展示 Between VISUAL and SPATIAL にインタビュアー/通訳として参加している。その他、Mark McGuire等を含む幾つかのCD作品にてライナー、歌詞翻訳等も担当する。
http://www.signaldada.com/

■cokiyu (dark set)
image
愛媛出身の女性アーティスト。音大在学時よりコンピュータを用いた現代音楽作品を創作。2007年にはflauよりデビュー・アルバム『Mirror Flake』を発表。アルバムの楽曲が東京モーターショーやキヤノンのウェブサイト、映画の挿入歌として使用され、話題となる。ヴォーカリストとしても参加アルバムが多数リリースされており、ausでは“SonarSound Tokyo”“De La FANTASIA”“SUMMER SONIC”に出演。2009年には、オーストラリアツアーやデンマークの “SPOT FESTIVAL”に出演するなど、海外でのライブパフォーマンスも行い好評を博す。また、中島哲也監督の映画『告白』のサウンドトラックに新録曲2曲を提供、作曲家としても幅を広げ、2011年8月には『Mirror Flake』のリマスター盤(Ametsub、Geskia、Tyme.によるリミックスを追加収録)を、2011年9月には2ndアルバム『Your Thorn』を、2013年にはBaths, Geskia!, LASTorderとのコラボレート・シングル「Haku」をリリース。リスナーだけでなくさまざまなアーティストからも高い評価を得る。また、近年は学生のころに傾倒していたノイズセットを復活させており、更なる活動の展開が期待される。
http://www.cokiyu.net/

■miclodiet
image
東京都新宿出身/sludge-tapes主宰。2007年からライヴ活動を開始。これまでにanbb (alva noto & blixa bargeld)、mika vainio、Mark Fell、Frank Bretschneider、Mark McGuire etc…数々の来日アーティストのフロントアクトとしても活躍。2010年、OPTRON奏者・伊東篤宏とのユニット“ultrafunctor”を経て、2011年には自身のレーベル、sludge-tapesを立ち上げ1stEPリリース。また、BLACK SMOKERよりリリースされたATSUHIRO ITO『Midnight Pharmacist』のサウンド・エンジニアを手掛ける。2012年、HEADZよりリリースのsuzukiiiiiiiiii×youpy『sxy』にremix収録。2013年、daen V.A 「inner tape」、Steven Porterとのスプリットであるsludge005「Restored / Waste」をリリース。shotahiramaとのスプリット、『clampdown』も2014年6月にリリースされる。
http://sludge-tapes.com