2009.09.05 (SUT) Discord Proving Ground chapter5.0

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ACT:

NUMB
SUNAO INAMI
[b] Laptop orchestra
Erehwon
UNURAMENURA
Ducerey Ada Nexino
黒電話666
dj:Nobuki Nishiyama

■NUMB [EKOUNE SOUND/Revirth]
1992年、ニューヨークのINSTITUTE OF AUDIO RESEARCHでエンジニアリングを学び、帰国後の1997年にはレーベル、リヴァースの立ち上げに携わる。ファースト・アルバム『NUMB』は、鋭さと荒々しさの裏に静寂さを合わせもつ奥深いサウンドで、聴く者のすべての感覚を振動させた。 NUMBはサウンド・パフォーマンスにおいて、ラップトップを用い、MIDIコントローラーでビートやヴォリューム、エフェクトや曲の構成をリアルタイムに操り、フィジカルに演奏する。その霊妙な演奏は、パリで行われたBATOFARやアムステルダムのSONIC LIGHT、日本のFUJI ROCK FESTIVAL等、国内外で高い評価を得ている。
そのサウンドはエレクトロニカ、テクノ、ブレイクビーツ、トランス、ヒップ・ホップと総てを網羅しながら、新たなグルーヴの創造を続けている。

■SUNAO INAMI [electr-ohm] (from Kobe)
94年頃から即興を主体とした活動を行う。98年、ベルギーのレーベルSubRosaよりアルバムをリリース。 00年以降はヨーロッパ、アメリカ、台湾などでもライブを展開、各地で好評を博す。 本年3月はポーランドでのフェスティバルにてZ’EV、REFORMED FACTION(ZOVIET FRANCE)らと共演。
自身のレーベル&ディストリビューション、electr-ohmを主宰し、国内入手困難なインダストリアル/IDM系作品を紹介している。

■[b] Laptop orchestra
2007年結成。ラップトップをサーキットベンディング、
ウイルス、破壊などを駆使して舞台、ライヴ、インスタレーション制作を行っている。第2回AACサウンドパフォーマンス道場優勝。

■Erehwon (from Niigata)
現代美術家・石川雷太によるノイズ・パフォーマンス・ユニット。昼間光城とともに97年より活動。鉄板や工業用スプリング、鉄の廃材の打撃音・摩擦音の ライブ・ミックスによる演奏を行う。
VIVENZAやSPK直系の、インダストリアル・サウンドの最右翼。物質主義。

■UNURAMENURA
1999年にMODというプログラミングソフトとの出会いをきっかけとしてサンプリングを軸とした音楽制作を開始。WEB上で作品を発表しはじめる。
ノイズとDIST-BREAKSをMODプログラミングしたトラックで都内ハードコア・テクノパーティーでライブ活動を勢力的にこなし、2002年に都内にてイベント「TEMPER」を開催。フランスから「ROTATOR(Peace Off)」などのアーティストを日本に招いてイベントを行う。之までにフランスの「Peace Off」、中国の「Shanshui」など海外のレーベル・コンピレーションに楽曲提供を行い高い評価を得ている。
UNURAMENURAの作り出すカオティックで情報量の多いプログラミングとメランコリックなメロディは混沌とした現代を描写しているようでもあり真のブレイクコア・サウンドを体感出来る数少ないアーティストの一人である。
2009年には自身初となる音源集「UNDERGROUND WORKS 1999-2005」をMURDER CHANNEL recからリリース。

■Ducerey Ada Nexino [Genesa Records] (from Osaka)
型破りの方法で幾度となく構築されるその音群は即効性のある音律に変換され、
2009年、EP/リミックス/コンピレーション等の形態をとり、全世界へ向けてリリースされる。

■黒電話666
演奏機材に黒電話を配備したHAZARD TELEPHONE SYSTEMで様々なノイズエレクトロニクスを実戦する、極電式黒電話六百六十六型。’02年からライブ活動を開始。’07年より、DIRECT LIGHTNING STROKEと共に、広範囲の電音楽をテーマにしたイベント”Discord Proving Ground”を企画・運営している。

■Nobuki Nishiyama [earsore]
京都出身。ミニマリズムとエレクトロニック・ミュージックを主軸に据えながらもジャンルとしてのミニマルからは一歩距離を置いて、様々な音楽要素を横断、解釈とリズムの多様性を照らし出す。2006年から新宿落合の地下秘密空間soupで開催されるパーティ“earsore”のオーガナイズ。
ミックス作品にBlending Tonesからの『Amen, Hallelujah, Peanut Butter』、雑誌『エクス・ポ』の企画による誌上ミックスなど。

■nuje banataw [kokekakiki]
視覚表現ユニット、コケカキイキイのストイックモード担当の男。