2014.03.22 (Sat) みみのこと presents 濡れた荒野を走れ #03

【みみのこと presents 濡れた荒野を走れ #03】

-English to follow

2014年03月22日(土)
@落合SOUP (03-6909-3000)
http://ochiaisoup.tumblr.com/

19:00/19:30
¥2000/¥2200+1D

前売り予約:info@suzukijunzo.org

出演:

湯浅湾
タケヤリシュンタ
宇宙エンジン
みみのこと

*ご予約:
ご予約いただけますと前売り料金にてご入場いただけます。
ご希望の方は、info@suzukijunzo.org まで、お名前/人数/ご連絡先を明記の上ご送信ください。

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■Dec 22 2014 sun
MIMINOKOTO presents ‘RUN THROUGH THE WILD WET PLAIN #03
@SOUP, Ochiai/TOKYO (03-6909-3000)
http://ochiaisoup.tumblr.com/

19:00/19:30
2000/2200+1D

for ticket: info@suzukijunzo.org

***STARRING****

YUASA-WAN
http://boid.kir.jp/artist/427.php

TAKEYARI SHUNTA
http://sanmasimesaba.seesaa.net/
http://suzukijunzo.org/official/takeyari.htm

UCHU ENGINE

MIMINOKOTO
http://miminokoto.com/

-Profiles-

■湯浅湾
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○湯浅学(ゆあさ・まなぶ)
1957年1月4日横浜市生まれ。各種編集業務、マンガ、写真、グラフィック・デザイン、各種執筆活動にたずさわる。82年に根本敬、船橋英雄と幻の名盤解放同盟を結成、因業の歌謡曲の解析、大韓民国のロック研究等を行なう。86年に音楽評論を活動の中心に定める。93年、即興演奏集団わかたけに参加。演奏活動にも力をそそぐようになる。95年、自身のユニット湯浅バッテリー発足。96年、湯浅湾と改名する。
著作『人情山脈の逆襲』、『音海』、『音山』、『嗚呼、名盤』、『あなのかなたに』。共著に『ディープ・コリア』、『ディープ歌謡曲』、『ディープ東京』などがある。

○牧野琢磨(まきの・たくま)/ Guitar
ギタリスト。エレクトリック、アコースティック、バリトン・ギターを演奏する。2007年より大友良英が主宰しているイベントスぺース「GRID605」の管理人も務める。2008年にレーベルGRID605より初のソロ・アルバム『In the suburbs』をリリース。同時期に元「パイカル」の吉田悠樹と共に自身のバンド 「New Residential Quarters(ニュー・レジデンシャル・クォーターズ/略称NRQ)」を結成。現在同バンドは、服部将典(contrabass)と中尾勘二氏(drums,etc.)を迎えたカルテット編成となっており、合計12弦とドラムスで訥々とした新興音楽を奏でている。

【ディスコグラフィ】
『湯浅湾 / ライヴ』(OZ DISC / ’03)
『DJ TOPBILL / Prelude To One Doller Store』(mary joy / ‘05)
『V.A. / RAW LIFE?WHERE’S YOUR CHILD?』(BAD TRIP / ’06)
『おにんこ! / ノンポリシー商店』(日本カセットテープレコーヂング / ‘07)
『松本里美 / Bronze & Willow』(ジパングレーベル / ‘07)
『牧野琢磨 / In the suburbs』(GRID605 / ’08)
『V.A. / Our Aurasian Things!』(Aurasia・off note・groove / ’08)
『Americo / Americo』(boid / ’08)

○松村正人(まつむら・まさと)/Bass
72年、奄美うまれ。幼少期に自然音をたのしみ、テープのエディット/コラージュをたしなむ。6年の東北在住後、90年代末から東京に。仕事をつうじ、湯浅学にであい、00年から湯浅湾でベースを担当。初舞台は京都WHOPEE’S。別バンドに、〈RAW LIFE 2004〉で演奏し解体したSTUDIO BOYZ(湯浅湾+塩田正幸+五木田智央)、野間易通(Key)、松本雅光(G/Vo)、山口元輝(Dr)とのロッカーズ・アウターナショナルがある。雑誌『Tokion』編集長をへて、2009年から『スタジオ・ボイス』編集長。南部真里名義で執筆もおこなっている。

○山口元輝(やまぐち・もとき)/ Drums
ドラムス担当。現在までソロを含む精力的なライブ活動の他、幾つかの音盤に演奏等で参加。08 年にはShing02のバンドメンバーとして全国ツアーに参加しフジロック・フェスティバル、ライジングサン・ロックフェスティバル等に出演。湯浅湾では 3rdアルバムでレコーディングに初参加。牧野、松村とはこれまで幾つかの活動を共にしており、また自身が湯浅のファンであったことなどから湯浅湾に加入。現在自身の作品を鋭意制作中。

http://boid.kir.jp/artist/427.php

■タケヤリシュンタ
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武鑓 隼太(タケヤリシュンタ) 。
神戸在住
2005年に「さんましめさば」を結成
2008年より並行してソロでの活動を開始
関西を中心に活動中

さんましめさばのギタリスト、関西フォークシーンではすでに定評のあるギターのテクニックに加え、若いながらもその深みのある声の若き吟遊詩人。神戸のヘラヴァラウンジを根城に精力的な活動を続ける。

これまで2枚の自主制作音源を発表。
今回、スズキジュンゾ氏主宰のレーベルplunk’s plunより、
初のフルアルバムを発表する。
唄とギターによる多重録音無しの10曲入りフルアルバムを、
2012年6月、スズキジュンゾ氏立会のもと、
山崎巌氏の録音により川崎市“Atelier Himawari”にて作成。

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http://suzukijunzo.org/official/takeyari.htm

■宇宙エンジン
インキャパシタンツなど、長年ノイズシーンにてその巨体から溢れでる暴力性にておなじみのコサカイフミオ、盟友、長久保隆一(ex.C.C.C.C.、スズキジュンゾグループ)による、ロックバンド。時にハードロック、時にブルース/カントリーフォークの形を呈して、その30年に及ぼうかという長い道のり、マイぺ-スながら真摯な「赤心」の歌を聴かせ続ける稀有なロックバンド。滋味深い、いや、ハードボイルドにも触れる詩世界は、最初というか、最後というか、生まれる来ることのけして無い「歌」というようなものの原初の記憶を辿っていく様な。
長い活動暦の中、発表された作品は少なく、1993年、「TOKYO FLASHBACK3」に「証明書」。2000年に、福岡林嗣主宰のパタフィジックレコーズより、「In Search Of The Winter」、2001年、「トリビュート・トゥ・ニッポン」に「夕餉」にて聴くことができる。

精神の雨乞い
湯浅 学

山を見て森を見ず、森を見て山を見ない。すべてをまんべんなく見られるわけがないことはわかっていてもまんべんなく見ようとコサカイフミオはする。どこまでも果てしなくでかい音を求める心は山と地球と海をすべて同時に表現したいとの欲望に発する。
その欲望は満たされることがないとわかっているからこそ湧き起こるものだ。
すべてを知ることはできないがすべてを忘れ去ることも、生命があるうちは、できない。その困難があるならなおさらすべてを忘れ去ろうと試みたくなる。しかしその試みは結果を求めない。
忘却に向う自分の心と向き合うこと(意図的にせよ無意識裡にせよ)から、ここにある歌は生まれた。
あるいは希望から絶望へと変わろうとするその道すがらコサカイはギターを弾き語りたくなってしまう体質なのだろう。
歌の外に歌は生まれていかなければ歌った甲斐がない、と歌い手は思うものだが、内側に向いた歌も外側に向いた歌もその点においては同様である。様々な楽器を駆使できるコサカイにとって宇宙エンジンは自己鍛錬の場なのではないか。あえてギターだけをかき鳴らさねばならぬのは、歌はひたすら膨張させて行くだけではその存在が大きくならないからである。
ギターは、歌が届かぬところを歌う。歌はギターの及ばぬ響きを伝える。歌とギターは歌いあう。そこで長久保隆一のベースと江軒角巣既夫のドラムズも歌える。
3者がお互いのすき間を歌い合っている。ときにそれは歪みの底へと降りてゆき、ときには朝日のような鮮やかな光を受けたようなまぶしさの中で交歓する。
宇宙に原理はあるか、と天に問えば、そんなことは知らぬと雨粒が答える。 人の営みに疲労はあるが、宇宙は疲れたとはいわない。
しかしどこかに倦怠の穴がある。宇宙エンジンはそれを発見する。そしてそのことが歌になる。

宇宙エンジンは精神の雨乞いである。

■みみのこと
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2007
*After a long silence, Koji Re-Start MIMINOKOTO joined by tokyo Based Singer and Guitarist Suzuki Junzo as Vocal/Guitar.
*Nishimura Comes Back.
*Tabata Mitsuru Sometimes play MIMINOKOTO as Bassist.
*Then They self-issued EP ‘It Will Be New MIMINOKOTO’ [50 copies/Sold Out] as Suzuki/Shimura DUO.

2008
*Playing Many Gigs around Tokyo.
*Self-issued 1st EP ‘Live Performances 2007’ [100 copies/Sold Out]. On This EP, You can listen to Tabata’s Bass Play,
*Doing Some Studio Recording Work.

2009
*on May Putting Out 1st Album ‘All About MIMI’ from PSF Records after Suzuki Joined.
*Started own Curated Live Show ‘Psychedelic Senya-Ichiya’.
*Did their New Album ‘All About MIMI’ release party with TETRAGRAMMATON feat. ASTRO at PENGUIN HOUSE
*on September Touring Kyoto/Himeji/Kobe for Promotin of Releasing ‘All About MIMI’
*Self-issued 2nd EP ‘Live Performances 2009’ [100 copies]
*Instead of Nishimura’ Absence, They Did MIMINOKOTO joined by KAWABATA MAKOTO on guitar. Twin Guitars and Drums!

2010
*on March Putting Out live Album ‘Chohu-Ekoda-Koenji’ from plunk’s plan (JPN).
*on May did their One Man Show at shibuya BAR ISSHEE
*on June did thier New Album ‘Chofu-Ekoda-Koenji’ Release party with Ai Aso Group.
*on August, Played at Helluva lounge, Kobe/Hyogo for their 5th anniversary.

2011
*on March, Putting Out New Studio Recording EP ’ Morning Dew, Earth Droplets’ from plunk’s plan. [100copies]
*from june to aug, played gigs around Tokyo.
*on Sep, did 2 days gigs in Kobe, Kochi.
*on Oct, Putting out New Album ‘HITOYOGIRI’ from Important Records (US).

http://miminokoto.com/