soup 6th anniversary feat. Frank Bretschneider
2012.10.13 (Sat)
at ochiai soup
OPEN 18:30
START 19:30
*オールナイト公演ではございません。
Entrance: 2,500yen
Live:
Frank Bretschneider
miclodiet & Yousuke Fuyama
kyoka
cokiyu x trorez (visual)
<ご予約>
*会場の定員に限りがございますので、ご入場の人数を制限させていただく場合がございます。なお、ご予約が定員に達しますと当日券の販売は行いません。あらかじめご了承ください。
ご予約ご希望の方は、「10月13日予約希望」としてsoup(ochiaisoup@gmail.com)までお名前、ご連絡先、チケット枚数を記載の上ご連絡ください。こちらから折り返しご返信いたします。
*RSVP at ochiaisoup@gmail.com
*ご好評につき定員に達したためご予約を締め切らせていただきます。当日券の販売はございません。なお、キャンセル待ちはお受けしております。キャンセル待ちご希望の方は、「10月13日キャンセル待ち希望」としてsoup(ochiaisoup@gmail.com)までお名前、ご連絡先を記載の上ご連絡ください。キャンセル待ちはお一人様一名までとさせていただきまので、あらかじめご了承ください。
more informations to be announced…
新宿区の深部・落合を拠点に、既存の商業スペースとは一線を画するアティテュードと良質なサウンドクオリティによって東京のDIYスペースの中でも一際異彩を放つsoupが、この10月で6周年を迎えます。
5周年のMika Vainio(ex-Pan sonic)に続いて、6周年ではraster-notonの共同設立者、Frank Bretschneiderを迎えアニヴァーサリー・イベントを開催する運びとなりました。
90年代後半から現在に至るまで、Carsten Nicolai(aka. Noto/Alva Noto)&Olaf Bender(Byetone)と共にエレクトロニック・ミュージックの過激な還元化とサウンドとヴィジュアルとの相互作用から生じる美学の最前線を切り拓いてきた圧巻のライヴを、soupならではのごくごくプライヴェートな距離感で目にすることができます。
共演にはFrank Bretschneiderによるプロデュースのもとraster-noton初の女性アーティストとして注目を集めるkyoka、圧巻の低音とビートと映像が交錯するオーディオ・ヴィジュアル・デュオmiclodiet & Yousuke Fuyama、そして近年自身のルーツの一つであるノイズを現在のサウンド解釈で再構築し各方面で話題のcokiyuが気鋭のサウンド/ヴィジュアル・アーティストtrorezとタッグを組んでdark side setを披露。
オーディオとヴィジュアルをまたぐ領域における、オンガクの突端をお楽しみください。
-profiles-
■Frank Bretschneider (raster-noton, Mille Plateaux, 12k, etc…)
ベルリンの演奏家/作曲家/映像作家、フランク・ブレットシュナイダー。旧東ドイツのケムニッツ(東ドイツ時代にはカール・マルクス・シュタットと改称。ベルリンの壁崩壊後はケムニッツに戻されている)出身。当時東ドイツにおいて、音楽は厳しい検閲下におかれていたが、海賊放送によって密かに流されていた反体制側の音楽や密輸品のカセットテープなどを通じてこれを吸収。1984年にはテープマシンやシンセサイザー、改造したギターなどを用いて演奏を開始。また、自身のカセット・レーベルを設立。
1986年、現在Byetoneとして活動するオラフ・ベンター(Olaf Bender)らとAG Geigeを結成。旧東ドイツ地域で成功を収め、東西ドイツ統合後はより国際的な評価を手にする。バンドは3枚のアルバムを残し、1993年に解散。ブレットシュナイダーはヴィジュアル・アートと音楽との相互変換における可能性について探求を深め、1995年、オラフ・ベンダーと共にレーベル“Rastermusic”を設立。Rastermusicはその後カールステン・ニコライ(Carsten Nicolai。Noto / Alva Noto)による“noton – archiv fur ton und nichtton”と合併し、1999年“raster-noton”として再始動している。
初期の多くのソロ作品はKomet名義で発表されており、一番最初のソロ・アルバム『SAAT』(1996年)以降、raster-notonの運営と並行して12k、Mille Plateaux、Quatermass、Staalplaat、Falltなど、多くのレーベルから作品をリリース。Mille Plateauxによる『CLICKS & CUTS』、raster-notonによる『20’ TO 2000』といった伝説的なコンピレーションにも参加し、これらは90年代後半のエレクトロニック・ミュージックにおけるウルトラ・ミニマリズムを強力に牽引、現在に至るまで絶大な影響力を誇っている。
2001年の『CURVE』(Mille Plateaux)、2003年の『GOLD』(raster-noton)、2007年の『RHYTHM』(raster-noton)、2010年の『EXP』(raster-noton)、2011年の『Komet』(Shitkatapult)、そして現在のところの最新作である『KIPPSCHWINGUNGEN』(Line、2012年)といった作品群は、raster-notonの主要な命題である「音を構成する最小要素までの過剰な還元化」に沿うものであるが、しかし盟友であるカールステン・ニコライやオラフ・ベンダーらと比べれば、無菌的なイメージから一歩距離を置いてどこか人懐っこさやユーモアを感じさせるもので、そのパフォーマンスはリズム/サウンド/ヴィジュアルの根源的な在り方そのものを照らし出している。現在raster-notonからの最新作も発表予定。
http://www.frankbretschneider.de
■miclodiet (sludge-tapes)
東京出身、sludge-tapes主宰。テクノ×ノイズアーティスト。2007年ごろからlive活動を開始。これまでにanbb(alva noto & blixa bargeld),mika vainio,Kangding Ray,EmeraldsのMark McGuireのopening act、SNDのMark Fellを召還したイベントwastedのオーガナイズやその他数々のイベント企画にも携わっている。2011年には自身のlabel sludge-tapesから1stEPリリース、2012年HEADZよりリリースのsuzukiiiiiiiiii×youpy『sxy』にremix収録。
■Yousuke Fuyama
プログラミングによる作品創作や即興演奏を学び、音響、映像、グラフィック、インスタレーションなど多岐に渡る活動を展開。主にインターフェースとプログラムを用いたデータの相互変換による表現を追求する。
“LAPTOPBATTLE TOKYO Vol.4” にて優勝、その他FUTURA、CCMC、AAC、Sonic Art Project、CREAM、DPG、soundfollies、”SonarSoundTokyo” 2011, 2012連続出場、ニュージーランドにて開催されたalienate/demonstrate/edit展でのインスタレーション展示とライヴ公演への参加等、国内外の電子音響音楽コンクール、コンサート、イベントでの作品発表や演奏を行う。
2011年、カセットレーベルSLUDGE-TAPESや音響系レーベルTTLからの音響作品をリリース。WL WORKSHOP for CREATORにてMax/MSP, Jitter講師、インタラクティヴシステムのデザインやデバイス制作、映像演出なども手掛けている。
■kyoka (onpa, raster-noton)
2012年にドイツのraster-notonより、レーベル初の女性ソロアーティストとなる作品「iSH」をリリース。これまでに坂本龍一等とのStop Rokkasho 企画、及び、chain music、Nobuko HoriとのユニットGroopies、Minutemen/The Stooges のマイク・ワットとのプロジェクト、onpa)))))レーベルから3枚のソロアルバムなど、ヨーロッパを中心に活躍してきたKyoka。
ポップと実験要素がカオティックに融合された大胆かつ繊細なサウンドは、これまでも世界の多くの人を魅了してきた。
2012年4月にはSonar Sound Tokyoに出演、6月にはパリのセレクトショップcoletteのコンピレーションに楽曲「ybeybe (ybayba editon)」を提供。現在、フルアルバム制作中。
「どういう音楽を聴いてきたら、こういうものを作る女性になっちゃうんだろう?」
─坂本龍一─
■cokiyu
愛媛出身の女性アーティスト。音大在学時よりコンピュータを用いた現代音楽作品を創作。2007年には、flauよりデビューアルバム『Mirror Flake』を発表。アルバムの楽曲が、東京モーターショーやキヤノンのウェブサイト、映画の挿入歌として使用され、話題を呼ぶ。ボーカリストとしても参加アルバムが多数リリースされており、ausでは SonarSound Tokyo、De La FANTASIA、SUMMER SONICに出演。2009年には、オーストラリアツアーやデンマークの SPOT FESTIVALに出演するなど、海外でのライブパフォーマンスも行い好評を博す。一昨年大ヒットを記録した中島哲也監督の映画『告白』のサウンドトラックに新録曲2曲を提供、作曲家としても幅を広げ、昨年8月には『Mirror Flake』のリマスター盤(Ametsub、Geskia、Tyme.によるリミックスを追加収録)を、9月には4年ぶりとなる新作『Your Thorn』をリリース。リスナーに留まらず、さまざまなアーティストからも高い評価を得る。また、学生のころに傾倒していたノイズセットも復活させており、更なる活動の展開が期待される。
■trorez
オーディオ+ヴィジュアル・クリエイター。主にプログラミングをベースとした、インタクティブモーショングラフィックスを制作。サウンドクリエイターとしても数多くのイベントに出演している。
-関連公演-
2012.10.10 (Wed)
at Sapporo Provo
Open/Start 20:00/20:30
Frank Bretschneider
kyoka
sofheso
jealousguy
DJ: Mitayo
http://d.hatena.ne.jp/meddle/20121010
2012.10.12 (Fri)
“時間の音楽”
at Kanazawa beta lounge
START 23:00
Frank Bretschneider
kyoka
Riow Arai
Kyosuke Fujita
Susumu Kakuda
http://susumukakuda.tumblr.com/post/31120576060
2012.10.12 (Fri)
Frank Bretschneider 特別レクチャー
“音と映像との相互アクション”
at Kanazawa NEW ACCIDENT
20:00-21:00
*20名の入場制限があります。当日はお早めにご来場ください。
http://susumukakuda.tumblr.com/post/31120371870/frank
2012.10.14 (Sun)
“patchware on demand
-shrine.jp 15th anniversary party-”
at Kyoto Metro
Open/Start 18:00
guest live :
Frank Bretschneider (Komet, raster-noton)
Christopher Willits (12k, Ghostly International, Sub Rosa)
kyoka (raster-noton)
shrine.jp live :
Toru Yamanaka
Marihiko Hara
dagshenma(higuchi eitaro) + Ikeguchi Takayoshi
genseiichi
HIRAMATSU TOSHIYUKI
plan+e
(大堀秀一[armchair reflection]&荻野真也&糸魚健一[PsysEx]+古舘健[ekran])
act :
tsukasa (post or dry?)
tatsuya (night cruising)
http://www.metro.ne.jp/schedule/2012/10/14/index.html
more lectures to be announced.
*ライヴ公演は10/10(水)札幌Provo、10/12(金)金沢beta lounge、10/13(土)落合soup、10/14(日)京都Metroとなります。