2012.09.15 (Sat) “Vinylists”

2012.09.15 (Sat) Vinylists
at ochiai soup
http://ochiaisoup.tumblr.com/
18:00~23:00
Entrance Fee : 2,000yen (with 1 drink)

Vinylists are…

Mucky
ANiIIIIiiiKii
Junji Yamazoe
Fujimori Takuro

あなたが初めてクラブに行ったのは、いつですか?その時のこと、憶えていますか?
僕は、95年夏に初めて行った新宿リキッドルームでのClub Venus、Derrick MayのDJに頭を撃ち抜かれました。
その翌週にはターンテーブルを購入し、以来なけなしのバイト代を握りしめて、シスコに通い詰めた日々が続きました。
ほら、あなたも思い出したはずです。
テクノロジーが進化した現在、レコードやターンテーブルは、CDやMP3、ラップトップにその座を譲りつつあります。
今となっては無駄に大きく不便なレコードですが、ジャケットデザイン・紙の質感・カラーやピクチャーレコードなど、採算度外視のクレイジーな作者の想いが、極限に反映されたものだと僕は思っています。その想いをレコードバックに詰め込んで、20キロはあろう重たいバックを担いで持ってくるDJもまたクレイジーです。
世界基準の日本ブランド・Technicsのターンテーブルが生産中止になった現在、この貴重な文化が消えかかっています。その火を灯し続けるのが僕らの使命だと感じ、Vinyl Onlyにこだわったパーティーをスタートする事にしました。
レコードに踊らされて、気づけば人生完全に音楽漬けになってしまったVinylistsが、あなたをお待ちしています。

When was the first time you went to a club? Do you remember?
For me, it was the summer of 95, and Liquid Rooms Club Venus in Shinjuku. The DJing of Derrick May amazed me. The next week I bought some turntables, and spent all my money from my part-time job buying records in Cisco almost every day.
I’m sure you have memories like this too.

These days, technology is improving fast, as CDs and MP3s have replaced records and turntables as the media of choice. Records are mostly seen as an inconvenience; however things like jacket design and colours, the feel of the paper, the soul of the maker, etc. are values which can’t be measured. All these values are placed into my records bag together with my records, until I’m a crazy DJ with a 20kg record bag thrown over my shoulder.

Technics, the world-renowned Japanese turntable brand, has now stopped making their famous turntables. As such, we are losing a massive cultural icon. I have made it my mission to try and keep this part of our culture alive, and so I have started my own vinyl-only parties.

Throughout my life, I’ve been obsessed with music. I’m a Vinylist. And I’m waiting for YOU to join me.

-profiles-

■Mucky

Vinylists主宰。95年Derrick Mayから洗礼を受け、DJ活動を開始。Jeff Mills・Claude Youngを崇拝し、ターンテーブルを3台使用したプレイスタイルを確立。以降学業が疎かになり、留年・退学・勘当と歩み、風呂無しアパートで極貧生活がスタート。5年のフリーター期間の後、映像制作会社に就職。牢獄の様な過酷な勤務に耐え、父親と和解。家業である町工場を手伝う事となり、現在旋盤工員として従事。紆余曲折あったが、レコードは常に買っていたテクノフリーク。

■ANiIIIIiiiKii

言葉の意味も良くわからん上に屁のつっぱりもいらない。96年よりコンスタントに都内クラブ/ライブハウス中心に無数のアンダーグラウンドパーティに出演、近年では鷹鷲隼@青山蜂、WednesdayMoon@恵比寿enjoy!house、あ・い・つ・ら@新宿Be Wave、I LOVE GF BY GOLD FINGER@2丁目GEISHA等々を経て更に流浪に流浪を重ね、年間3~40本程度のペースでDJを続ける。妄想業、たまに文章書き散らかし業、何の因果か某レコード店中の人(3軒目)、乙女座。

■Junji Yamazoe

生粋のVinylist。
現場ではVinylでのプレイに尽くし、「荷物になるから…」
なんて理由で現場にVinylを持ち込まないことは言語同断。と、彼は言う。
所有レコードは楽に2万枚を超え、自宅でガレージセールができるほどだ。
とは言いつつも…保守的な考えとは裏腹にデジタルでプレイするときは4Trackをフルに使い、ループ、エフェクト…など、そのデジタルならではの特性を生かすのが特徴だ。アナログ・デジタルの長所を完璧に把握し、そのロケーションに合わせてフロアーをクリエイトする。
彼から通したすべての「音」には、刺激と感動が詰め込められている。
それは常に音楽への愛情を忘れず、ファンキーとも言える全力疾走な半生を歩んできた証ではないだろうか。

■Fujimori Takuro

90年代初頭、Aphex Twinを知りテクノを聴くようになる。
リサイクルショップで購入したアナログシンセサイザーと安価なリズムマシーンで曲作りを始める。
95年頃、Jeff Millsや田中フミヤ等に憧れターンテーブルを購入。
その後、DJ Krushに衝撃を受け、Hip Hopに傾倒する。
この頃よりミックステープの制作を始め、渋谷路上にて手売りする。
00年代からは、DJ Gameboy、Enog、Fuzzy Morris名義でミックスCDRをWe Nod、Jet Set、Small Musicにて配布。
http://fuzzymorris.web.fc2.com/
http://soundcloud.com/fuzzymorris