【POSTPONED】2022.10.10 (HOLIDAY Mon) “Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2022 DAY2”

“Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2022 東京公演②”
2022.10.10 (Holiday Mon)
at ochiai soup

Open 18:00 / Start 19:00
Adv: 3,800yen / Door: 4,300yen
ご予約 | reservtion:
https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/news/emily-cool-maritime-2022
ご好評につきご予約は定員に達しましたので受付を停止致しました。現状当日券の販売予定はございません。
新型コロナウイルスの影響により日本への入国ビザの取得に関する予期せぬ事情が生じたため、止むを得ず開催を延期させていただきます。

acts:
Emily A. Sprague
Cool Maritime
Asuna
Closing DJ: 佐々木敦(HEADZ)

自身が率いるバンド、インディ・フォーク・バンド、Floristとしても今年最新アルバムをリリース(Pitchforkで8.5点を獲得しBEST NEW MUSIC)したばかりの、RVNG Intl.所属のアンビエント・アーティスト、Emily A. Spragueが、かつてはLeaving Recordsから良作をリリースし、今年Western Vinylから最新アルバム『Big Earth Energy』をリリースした、西海岸モジュラー・シンセ・ウェイヴのムーヴメントを牽引するエレクトロニック・ミュージシャン/ヴィジュアル・アーティスト、Cool Maritimeと共に初来日。

-profiles-
Emily A. Sprague

エミリーは、ニューヨーク州北部のカータースキル・クローヴで生まれ育ち、現在もそこに住む音楽家である。幼少期に母の教えでピアノを始める。11歳の頃からギター・レッスンを受け始めたものの、一旦やめてしまうが、14歳の時に再びギターを弾き始め、本格的にソング・ライティングに興味を持つ。その後バンドFloristを結成し、2013年に6曲入りEP『We Have Been This Way Forever』でデビュー。もう一枚の自主制作EPを経て、Double Double Whammyと契約し、2015年にリリースしたEP『Holdly』でStereogumの「50 Best New Bands Of 2015」に選出される。2016年に『The Birds Outside Sang』、2017年に『If Blue Could Be Happiness』の2作のアルバムを発表、さらに2019年には最新作『Emily Alone』をリリースし、PitchfrokでBEST NEW ALBUMを獲得し、インディ・ミュージック・リスナーから多くの支持を受ける。
その活動と並行し、Emilyはモジュラー・シンセサイザーを用いたアンビエント・ミュージックの制作を開始しセルフ・リリースした『Water Memory』、「Mount Vision」が高い評価を得る。その才能に着目したNYの最先鋭レーベルRVNGよりリマスター、ボーナス・トラックを追加してフィジカル化(CD/LP)し、PitchforkにてBEST NEW REISSUEを獲得。2020年には初来日が企画されたものの、惜しくもコロナ禍により延期を余儀なくされる。そして同年現時点での最新アルバムである『Hill, Flower, Fog』をリリース。彗星のようなキラキラとした音色からオルゴールのような牧歌的なフレーズまでが滑らかなリヴァーブで彩るアンビエントを展開し、アンビエント・ミュージシャンとしての認知度をさらに高めた。そして2022年にはFloristとしての新作にしてセイム・タイトル・アルバム『Florist』をリリース。Pitchforkで8.5点の高得点でBest New Musicを獲得するなど、今最も注目されているミュージシャンの1人である。エミリーの作品は、万物のつながりに関するもので、地上の活動や人間との接触を導く神秘的な力に、生きた核となる形を与えている。記憶と視覚、海と山、問いと答え、感情と無限大。そして陽光、トカゲ、海の塩。

Cool Maritime

Cool Maritimeは現在は太平洋岸北西部の島を拠点に活動しているエレクトロニック・ミュージシャン兼ヴィジュアル・アーテョストのSean Hellfritschによるソロ・プロジェクト。吉村弘のような日本のアンビエント・コンポーザーや、『MYST』などのコンピューター・ゲームのサウンドトラックからインスピレーションを得て、みずみずしく魅力的なサウンドスケイプを制作している。
サンタクルーズの郊外で育った後、家族と共にカリフォルニア州のレッドウッドの森近くの峡谷に引っ越した彼は、そこで豊かな自然に触れることができ、それが今日においても彼の音楽的および視覚的作品に大きな影響を与えているのだという。
Daren Rabinovitch、Isaiah Saxon等と共に、映画とアニメーションの制作スタジオ、Encyclopedia Picturaを設立し、Björk、Panda Bear、Grizzly Bearなどのミュージック・ビデオを監督し、Kanye Westの未発表のビデオ・ゲーム『ONLY ONE』にも取り組んだ。彼はまた、妻であり、Buchlaのアナログ・シンセサイザー愛好家のKaitlyn Aurelia Smithによるリリースのヴィジュアルも担当している。Cool Maritimeとしてはファースト・アルバム『Tea Time Travel』を2012年に自主制作にて発表。そしてMatthewdavid主宰の西海岸の最重要レーベル、Leaving Recordsと契約し、セカンド・アルバム『Some Sort of Wave Portal』を2016年に、サード・アルバム『Sharing Waves』を2018年にリリース。早耳のリスナー達から極めて高い評価を得て、西海岸モジュラー・シンセ・ウェイヴのムーヴメントにおいて、最注目の存在となる。2022年には名門Western Vinylから最新アルバム『Big Earth Energy』を発表。「ランチボックス」モジュラーシステムを含むノマドスタジオを使い、刺激的で人里離れた屋外で録音するという彼の実践によって、ショーンの音楽には絶え間ない冒険心と興奮が焼き付けられている。
Cool Maritimeは、畏敬の念、幸福感、ひらめきの瞬間をとらえた音楽的アイデアの統合である。サウンドは主にエレクトロニックで、フィーリングはオーガニック、アレンジは瑞々しく、オープンエアーを優雅に呼吸し、胸をなでおろすような感覚のものである。鋭い生態学的前提とサイケデリックな魅力のひねりを加えた架空のビデオ・ゲームのサウンドトラックのようなサウンドを紡ぎ、アナログ・シンセの即興演奏を、華麗に着飾った洗練されたメロディック・アレンジに置き換えたアプローチでさらなる高い評価を得ている。

ASUNA(アスナ)

石川県出身の日本の電子音楽家。語源から省みる事物の概念とその再考察を主題として作品を制作。同時に音の物理現象に関する美術作品の制作/パフォーマンスも行う。代表作に「organ」の語源からその原義である「機関・器官」としてオルガンを省みた『Each Organ』(2002)、本の語源としてのブナの木を元に情報の記録・運搬について扱った作品『Epidermis of Beech』(2012)などがある。近年は、干渉音の複雑な分布とモアレ共鳴に着目した作品『100 Keyboards』(2013)で、「メルボルン国際芸術祭」(2018)、「シンガポール国際芸術祭」(2019)、「ベルファスト国際芸術祭」(2019) 、など海外のアート・フェスティバルから多数の招待を受け展示/パフォーマンスを行い、昨年も米ニューヨークの名門・BAM(ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック)からの招待を受け、全公演ソールドアウトとなる単独公演を成功させた。並行した音楽制作では、10代の頃から東京の実験音楽/即興/音響シーンに関わり、様々なアコースティック楽器やPCベースによる作曲作品から即興演奏まで行いつつ、無数のオモチャ楽器と電子音楽によるパフォーマンス『100 Toys』(2007) を中心とし、録音作品では毎回多岐に渡るコンセプトながらも一貫した作品制作を行う。これまで海外25カ国以上で演奏/展示、CDやレコードなどをリリース。ドイツの電子音楽家のヤン・イェリネクや、美術家の佐藤実-m/s、トラックメーカーのshibataらと長年に渡りコラボレーションによる制作も行っている。

【soupへのご来場にあたりまして】
東京都による飲食店に対する要請解除に伴い、soupでは酒類の提供制限および営業時間短縮を解除いたします。
また、近隣への騒音を鑑み、最終的な音止めは22:30分までとさせていただきます。
なお、下記基本的な感染症対策には引き続き取り組んでまいります。ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

・ご来場にあたりましては、マスクのご着用をお願い申しあげます。お持ちでない方は、エントランスでお渡しいたしますのでお申し付けください。
・エントランス等に消毒液を用意しております。こまめなご消毒にご協力ください。
・イベント当日、ご体調に不安のある方はご来場をお控えください。エントランスにて検温を実施いたします。
・社会的距離を意識したご行動をお願い申しあげます。場合により、お声がけをさせていただくことがございます。

そのほか、感染症の流行動向にかかわらず、soupでは下記をお客さま/出演者のみなさまにお願いしております。併せまして引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

※soupは有志によってインディペンデントに運営されているスペースです。住宅街にございますので近隣の方々への配慮をお願いいたします。入り口付近でたまったり話したりされますと近隣の方々へのご迷惑となります。なお、入り口横のコインランドリーや入り口の階段、手前の駐輪場付近は銭湯「松の湯」のスペースです。soupのスペースではございません。
※出演者/演奏者と観客の間の距離感がとても近い場所です。演奏の妨げになるような行為は厳にお慎みください。